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学校に戻った子どもたち!

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こんばんは!合同インターン生の田中です。

コロナウイルスの影響で、学校が閉まっていたため、住み込みの子達や外からやってくる子どもたちの数も多かったのですが、金曜日から学校が再開し、子どもたちが学校に通い始めました!

嬉しい気持ちがもちろん大きいのですが、近くで子どもたちのことを見られないことに、少し寂しさも感じます。

旅立っていく息子をもつお母さんはこんな気持ちなのかなと思います。笑

住み込みスタッフみんなの状況

みんなの今の状況として、

ダエンは10年生(高1)、ポンは10年生(高1)、ソリは7年生(中1)、マカラーは7年生(中1)、ティーリーは6年生(小6)です。

高校一年生のダエンとポンは、明後日の月曜日から、CBBの経済支援でエクストラクラスに通い始めます。

エクストラクラスとは

このエクストラクラスというものが、そりゃいかんやろ。と思うような制度でして。。。

エクストラクラスとは、受けるのにお金を払わなければならない授業のことです。

エクストラといえども、この授業は週に6日、13時から17時まで行われます。もはやメインと言ってもいいですよね。

カンボジアでは進級するのに試験に合格しなければならないのですが、このエクストラクラスで、この試験に重要なこと、いわゆる、ここテストに出るよー!的なことがたくさん教えられるのです。

?????ではお金が足りなかったら?????

経済的に問題を抱えている子どもたちはこのエクストラクラスを受けられません。つまり、進級できない可能性・中退してしまう可能性が高くなってしまうのです。

これでは経済格差=教育格差と直接的につながってしまうはずです。

過去の、教育に消極的だったカンボジアが未だに残っているのでしょうか。。。

過去の歴史があるからこそ、反省してより力を入れるべきじゃないの!?と怒りが湧いてきてしまいます。

解決すべき問題や社会構造は山積みですね。。。

外食に行きました^^

話題はがらりと変わりますが、

今日は、CBBスクールのスタッフ、スレイリャがお鍋を食べに外食連れて行ってくれました!!

住み込みの子たちとみんなで行きました。

ワクワクして、どこか懐かしいような気持ちになりました。

私が実家にいた頃、父が日曜日に、「今日どっか食べいく?」って聞いてくれた時のワクワクだ!と思いました。

そう考えると、私にとって、みんなは家族に近いような存在になりつつあるのかななんてことを思っていました。

みんなが何を言っているのか、全て理解できるわけではないけど、うまく伝わらなくてモヤモヤすることもあるけど、授業中あんまり集中してくれてないとイラッとすることもあるけど(笑)、

それでもみんなのことがやっぱり可愛いなあと思います。

家族のような、年はあまり離れていないのに、姉というより母の立場のような、でも先生と生徒でもある不思議な関係。

まだまだお互いに成長できるところはたくさんあります。

みんなと一緒に、成長していくことを忘れずに、みんなの将来を拓く、という大目的を忘れずに、そして何より楽しむことを忘れずに、これからも進んでいきたいなと思いました!!

お鍋おいしかったです!痛恨の写真を忘れてしまうというミス。楽しい時ほど写真忘れちゃうってことでご愛嬌!笑

今日本当はみんなにお昼に山に行こうと誘われていたのですが、授業もあって流れてしまいました汗

これも遠足の前の日の小学生の気持ちを思い出してワクワクしていたのに泣

また来週、ピーリーも一緒に行こうね!

今日はOBのインターン生とお話しさせていただく機会があり、色々ロマンが広がってきたところです!こちらもワクワクしております!

まずは、目の前にあることに真剣に。一生懸命に。

行かないで〜と言ってくれる子どもたちに恥じないように、価値のある授業を。経験を。

また明日もがんばります!

日本にいる皆さんも、暗いニュースが続いておりますが、体調にはくれぐれもお気をつけください。

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