プロジェクト報告 / 現地のいま

村とプノンペンの違い

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こんにちは!合同インターンに参加しています三井です。

まず、最近の状況ですが、りょうま君が書いていたように、現在、村に行けてなく、プノンペンでもデルタ株が増えていて、ロックダウンするのではないかといわれています。
シノバックを2回摂取した人を対象に3本目のブーストとしてアストラゼネカのワクチンを打つという情報が流れていますが、それもそれで怖いです。

そんな中、YouTube撮影やクラファン準備などインターン生一同できるかぎりのことをやっています

早くカンボジアでのコロナが落ち着き、気兼ねなく村に行けるようになれば嬉しいです。

村の時間はゆっくり流れる

こういったずっとプノンペンにいる状況になるとやはり村のゆっくり流れている時間や子ども達としていた大雨の中のサッカーが恋しくなります。

代表のマサさんはよく村とプノンペンでは流れている時間の早さが違く、村での時間はゆっくり流れるとおっしゃられます。そして、その時間の流れの差があるので、村とプノンペンを行き来するとメリハリができることも、この合同インターンのいいところだよと教えてくれました。

たしかに、僕もそう思います。

おそらく村にずっと滞在していると自制しない限り、ゆっくりとした時間に飲み込まれてしまいます。8時から最初の授業をして、ごはんを取りに行き、ハンモックで休み、授業をして、生徒たちと遊んで、夜ご飯という時間がゆっくりと流れていき、心地よく一日が過ぎます。
そういった意味では、現在参加している合同インターンはすごくきりっとなるのでおすすめです

村とプノンペンの時間の流れ

ただ、なんで村にいるとあんなに時間の流れがゆっくり感じるのでしょう。

それを考え出すとまず思いつくのはアインシュタインの相対性理論ですよね。

相対性理論によると、時間は絶対的なものではありません。

今このブログを読んでいるあなたの1時間と私の1時間は同じ期間ではないんです
僕には僕の1時間があるんです。
なので、村とプノンペンの時間の流れが違うのも理論的にあり得るかもしれません。

なぜ時間の流れが簡単に変わるか説明します。

 

 

 

まず前提として光の速度は毎秒30万kmで一定とします。

次に、下から光線が発射され、上の鏡に反射し、再び下に戻ってきたら1秒と表示される、長さ15万kmの縦長の筒を2つ用意します。
ひとつは地上に、もうひとつは電車に乗せます。

そうした時に、地球上にある筒は往復で30万kmなので、往復にかかる時間は1秒間なのは分かります。

電車の筒はどうでしょう。
地上から電車の筒みると、電車は動いているため、わずかに光線が斜めに動いて上の鏡に到達します。
斜めに進む光の道のりは15万kmより長く、往復の距離は30万kmより長くなるので、地上の筒より少し遅れて1秒と表示されます。

電車の筒の時間は地上より遅れるのです。

つまり、速く動けば動くほどその人の時間はゆっくり流れます

これを踏まえて、村での生活がプノンペンの時間よりゆっくり流れているのか考えます。でも、考えてみたらじっとしていて自転車しか乗らない村での生活より、トゥクトゥクに乗るプノンペンでの生活は速く動いているので、ゆっくりなはずですよね。そうなんです。相対性理論を考慮するとゆっくりな時間が流れているのは村ではなくプノンペンの生活なんです

これですっきりしましたね、村での生活とプノンペンの生活は確かに時間の流れが違うと思いますが、ゆっくり流れているのはプノンペンの方でした。
ちなみに、相対性理論によって、タイムマシーンは理論上は実現可能と言われておりますが、莫大なエネルギーが必要なので、現実的には無理だと言われています。

私も二度と戻れない残りの8か月を全力で駆け抜けたいと思っています。

これからも応援よろしくお願いいたします。

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