プロジェクト報告 / 現地のいま

新住み込み生!ホアン

投稿日:2021年12月5日 更新日:

アロンスオスダイ!

合同インターンに参加中の石黒春花です✌🏼

2回連続投稿となってしまいましたが、今回は新しく住み込みメンバーとして決定したホアンとホアン受け入れまでについて少しお話しします!

前回住み込みプロジェクトについて改めてまとめているので、そちらから先に読んでいただけると嬉しいです〜

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住み込み探し再始動

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ホアンについて

まずはホアンの紹介から!

ホアンは現在13歳。中学1年生で退学歴も学年の遅れもなしでストレートで進学している子でした。

CBBには2019年頃から継続して通ってくれています。人懐っこくて注目されるのが大好き、いたずらっ子だけど、素直で誰よりも率先して掃除や作業の手伝いをしてくれる、素敵な子です!

住み込みプロジェクトとカンボジアの現状

そんなホアンからある日「CBBに住みたい」と申し出がありました。

嬉しい!!!すぐにでも入れたい!

しかし、上記の通りホアンは退学歴も学年の遅れもない子です。本来「復学を目指し高校卒業までをサポートする」のが住み込みプロジェクトなので、もしホアンが住みたいだけ、外国語を学びたいだけの理由ならば受け入れるのはどうなのだろうか…?それはやむを得ず退学してしまって本当に支援を必要としている子の枠を奪ってしまっているのではないか…?それならば退学した子を他に探して受け入れられるだけ入れる方がいいのではないか?さらに、もしここでホアンを入れたらプロジェクトの軸がブレてしまうのではないか??

そんな疑問と葛藤があり、私は当初受け入れを反対しました。

その後代表のまささんと話す機会を設けてもらいこの件についてじっくり話しました。

そこで聞いたのは

「今問題なく学校に通え、退学していない子も数年後に通えなくなる可能性はとても高い。例えば親が借金を抱えていたら?40代の親で肉体労働をしているとしたら?すぐに体が持たなくなり働けなくなる。お金は足りなくなり、子どもは家業の手伝いか出稼ぎに行かざるを得なくなる。」

という話でした。

つまり「退学」というのは表面的にわかる一基準にすぎないということです。

私にはそこが見えていませんでした。話を聞いてからよく考え、

団体の根幹は「貧困脱却のための支援」をすること。そこに立ち返ると、退学していなくてもその可能性がある子のサポートをするのは私たちの役割であるな、と思いました。

その後他のメンバーとも話し、ホアンの家庭訪問・インタビューをしてみて、リッチな家庭でない限り受け入れようという結論に至りました!

家庭訪問をしてみて

数日後、実際にホアンの家を訪問してみて衝撃を受けました。

水道も電気も通っていない、現状現金収入がない、15歳のお兄ちゃんは退学して親戚の家の手伝いをしている…

まさにいつ退学してもおかしくない状況でした。

これを受けてすぐに受け入れることに決まりました。

ホアンのいつも通りのキラキラした笑顔を見ながら、まささんの話を聞けて、ちゃんと家庭訪問できてよかったと心から思いました。

今後の住み込み探しの基準は変わらず「退学者」として続けますが、申し出があった場合などは今回のようにインタビューをしていきたいと思います。

 

またまた長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!

今回の学びを忘れず、これからのホアンとの住み込み生活を楽しんでいきます☺︎

それではリアハウイ〜🖐🏼

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