こんにちは。皆様お世話になっております。法政大学国際政治学科1年の常岡晴恵です。
3月1日の9:00~12:00にパーブのCBBスクールでイベントを行いました。
対象は小中高生で、目的はCBBスクールについて知ってもらい生徒数を増やすこと、CBB が行う奨学金支援の宣伝をしてより多くの子がメコン大学に入るチャンスを得ること、日本文化に触れ親しみを持ってもらうことです。
これらの目標を達成するために6つのコーナーを用意しました。
子供が来るとまず1階のレジスターコーナーで日本語とクメール語の名札を作ります。そしてござに座りいつものメンバーのくにおとソムナンで行う日本語の授業と、新しく英語の先生を務めることになったロアン先生の授業を受けます。その間に日本食であるお好み焼きとうどんを用意して授業後に食べてもらいます。みんなおいしそうに食べてくれて安心しました.
(▲カンボジア人はお好み焼き好き。とっても人気があります。)
2階にパソコンを用意していたので、クレヨンしんちゃんとルパンⅢ世の上映会を行い、アニメを通じて日本を感じてもらいます。そしてみんなが少し飽きた頃を見計らい、参加者を増やすためにもう一押し、CBBスクールの授業時間や科目などの詳細や魅力を伝えます。
そのあとは自由時間で好きに過ごしてもらいました。高校生は最後まで残ってくれたので奨学金の説明をして大学に入ることを視野に入れてもらうよう努めました。
コーナー設置以外にも、着物や茶道など日本文化のまとめや、お正月、ひな祭りなど日本の行事を写真とイラスト付きでカレンダーのようにまとめた模造紙を渡航メンバーで作り、壁に貼りました。
また外観の装飾にも力を入れ、輪飾りやバナーを作りお祭り感を出すように工夫しました。このように前日からメンバーみんなで協力して準備を進めていました。
(▲当日は目立つように輪飾りを。)
いざ当日を迎えてみるとなかなか子供立ちが集まらなかったり、自由に動いてしまったり…想定外のことがたくさんありましたが、お好み焼きの試食を配る、子供たちの集まるところで説明を行うなどメンバーの知恵を合わせて臨機応変に対応しました。苦労のかいがあって小中高合わせて50人くらいの子供が集まりました。
日本語教室の12時からの部に登録した子は14人で、まだまだまだまだ増えそうです。
CBBは日本語を学びたい、大学に行きたいなど子供達の希望に応え、また将来を考えるきっかけとなる場を提供する活動を続けます。
(▲プノンペン1日目の日。あっという間に残り1週間です。)