こんにちは。
お世話になっております、現地駐在員の宮崎です。
カンボジアは今、お盆真っ只中。
というわけで今日は、カンボジアのお盆(プチュンバン)の様子をお伝えしたいと思います。
先週の土曜日に引き続き、今週の水曜日にも、パゴダ(お寺)へ行ってきました。
今回、訪問したのは、パーブからバイクで10分ぐらい、トムノという地区にあるパゴダです。
(▲パゴダの正門)
ソムナンいわく、カンボジアではプチュンバンの期間にパゴダへ行き、米をまくという風習があるらしいのです。
なんでもこの米をまくという儀式、プチュンバンの期間、毎日、早朝に行われているとのこと。
今回はその儀式に参加するために、トムノ地区に住んでいるスクールの生徒の家に、前日の夜から一泊させてもらいました。なんとその家は、パゴダの目の前。
そして翌朝4時に起床。わたしの記憶では、朝の3時半からお経が始まりました。ちなみにカンボジアではスピーカーでお経を流すようです。
泊めていたただいたお家は、パゴダの目の前。嫌でも起こされます。
眠い目をこすり、お借りしたカンボジアの伝統衣装を着て、お米を持参し、いざパゴダへ。
(▲本堂の前で記念撮影)
徒歩10秒で到着。
パゴダには大勢の人。スクールに来てくれている生徒たちの何人かにも遭遇しました。
早朝にもかかわらず、この人の数…敬虔な仏教国であるということが伝わってきます。
(▲人でごった返す本堂の様子)
パゴダへ着くと、靴を脱いで、本堂へ上がります。用意された鉢の中へお米を入れ、本堂の中へ、そしてお参りをします。その後、外に向かって米をまきながら、本堂を一周しておわりです。
誰かが外に向けてまいたであろうお米(炊いてあるもの)がわたしの髪の毛に。
それから、あちこちに散乱しているお米を踏んでしまったわたしの足の裏は大変なことに。
体のあちこちにお米が…
ちなみにこの儀式、「bos bay ben」というそうで、「ボッ バーイ バン」と読みます。直訳すると、「お米・団子投げ」。ソムナンによると「ben:バン(団子)」というのが「プチュンバン」の「バン」。
確かに、お米の他にも団子らしきものを投げている人を見かけました。
そんなこんなで無事に参拝を終え帰宅。
午後からはいつも通りスクールでの授業…
早起きしたせいか、とってもとってもとっても眠い一日となりました。
それはさておき。
カンボジアのお盆を、こうして実際に経験できることは、めったにない貴重な機会。
またひとつカンボジアの文化に触れることができました。
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2015年10月~2016年3月31日任期@カンボジア王国コンポンチャム州
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