皆さまお世話になっております。
国際協力NGO CBBインターンの地下です。カンボジアに到着して60日目になりました。
本日は日曜日ということでゆっくり過ごそうと思っていました。
しかし、思わぬ小さな一言でカンボジアでの人生が大きく変わりました。
結果的にこの小さな一言を発した6時間後には自分の家が出来上がりました。
一人暮らしのスタートです。
お昼ご飯を食べて代表の方と話をしていて「ホテル使わないのもったいないよね。」という話になりました。
そして掃除を始め、鍵を作ろうという話になり、気付けばママ、おじいちゃん、おばあちゃん、弟まで集まってきて協働で作業が始まりました。
何かを始めようとしてプロジェクトを行うときは、途上国の方がプロジェクトを行いやすいみたいです。
何かを作るとなった時にカンボジアの人の『生きる力』には本当に驚かされます。
カンボジアの人たちは日常的に多くの日本人が出来ないことを行っています。
例えば、火おこし、学校の建築、鍵の取り付け、物が壊れた時の補強する技術等多くの『生きる力』を見てきました。
私はよく現地で建築を行っている人を大工さんだと勘違いをします。実際は違う仕事をしていて、お手伝いでしてくれる人がほとんどです。
カンボジアで生活をしていると次のようなことがありました。
ある時、10歳ほどの小さい子がお手伝いでゴミを燃やすように頼まれている時がありました。
まずライターを準備し、木を集めてキャンプファイヤーのようにして積み重ね、ティッシュで火種を作り少しずつ火を大きくしていました。
日本の大学生でも火を起こせない人は多くいると思います。
また、物が壊れて、日本人の感覚で使えなくなったものをかなずちと近くに落ちている機材を使っていとも簡単におばあちゃんが修復したこともありました。
物を大切に長く使うことは、私達も見習う必要性を感じました。
最近は、新たに学校が作られました。
少し歪んでいますが、これもプロではなくお手伝いで雇い作ってもらいました。
朝起きると、毎日ダーとその友達で建築を行っていました。
学校を建築できる日本人は建築士ぐらいだと思います。
本日改築した通称ホテル
家なのですが、皆が分かりやすいようにホテルと呼んでいます。
午前中までは鶏も住んでおり、鳥小屋のような部屋も生活できるようになりました。
広さとしては3人ほど寝ても十分な広さがあり、ここを一人で使えるのはとても贅沢に感じています。
インターン生が一人ということで寂しい生活を送っていますが、現地の人と多く関われたり、自分のスペースが常にあるので快適に生活できるメリットもあります。
今日から別荘で暮らす気分でテンションが上がっています。
住みやすい環境を少しずつ作っていき、次のインターン生に引き継ぎます。
それではチョムリアップリア。