異文化体験

(閲覧注意)クメール正月

投稿日:2017年4月15日 更新日:

(一部過激な画像になっていますので、苦手な方はご遠慮ください)

皆様お世話になっております。

国際協力NGO CBBインターンの地下です。

カンボジアに到着して17日目になりました。

本格的なクメール正月も2日目で本日も村のお祭りに参加してきました。

まずは本日のお昼ご飯から紹介します。

朝起きると目の前に「ある生き物」が入ったお皿を見ました。

一瞬で目を覚まし、今日のお昼ご飯はこの生き物を食べるのかと思うと、ワクワクより不安が圧倒的に上回りました。

この生き物とは毎日水浴びでご一緒していたこともあり、食べることにとても抵抗がありました。

でも不思議です。

牛や豚や鶏や鴨は何も抵抗なく食べられるのに、この生き物に関しては「命」を感じるのか。

「食べることが気持ち悪い」という感情より「頂くことに感謝する心」の方が強かったです。

色々考えさせられ、やはり「当たり前」になっているからだと思いました。

鶏を食べる時に、私たちは鶏の姿をイメージして食べません。

牛を食べる時も豚を食べる時もそうです。

しかし、今日食べたこの生き物は、全身がそのまま茹でられていたので、生き物の命を実感しながら食べました。

また、他にも村では、買っている鶏を普通に家でさばいて食べたり、大きくなった鶏を1匹$5で出荷したりしている光景をよく見ます。

市場では、鳥の足がまとまったもの、豚の顔がそのままの形で売られているものをよく見かけます。

通学路では、牛が道を歩き、豚が水たまりに入り遊んでおり、鶏があちらこちらに歩き回っているのを見ているので、カンボジアで肉を食べるたびに、生き物の姿が鮮明に浮かびます。

日本の子どもたちが給食を食べずに、教師が指導する場面がよくあります。

私自身も給食指導は何度もしてきました。

子どもたちにとってご飯が食べられるのが当たり前の日本。

「頂きます。」

「ごちそうさま。」

をふざけて行っている子供の姿。

「生き物の命」を考えただけでも、子どもは「生かされている」ことに気付くことができると思いました。

カンボジアでは、日本で味わえない気持ちを沢山味わいます。日本で生活していると忘れてしまう大切なことを思い出させてくれます。

今日のお祭りでも大切なことに気づかせてもらいました。

祭りは、隣の家で行われていました。

庭に近所の子どもたち、大人が集まり音楽に合わせて、自分を自由に表現します。

この空間にあるものは「笑顔」「笑顔」「笑顔」です。

言葉は通じない中で、1%の日本人。

眼鏡をかけている分外国人であることが一目瞭然です。

カンボジアの人で眼鏡をかけている人を見たことがないくらいです。

だからこそ目立ちます。

大音量の音楽に合わせてひたすら2時間踊り続けました。

決まった踊りがないので、曲調に合わせて自由に踊ります。

現地の人が一生懸命に踊りを教えてくれて、自分を輪の中に温かく入れてくれました。

今日は子どもが多かったので、子どもと一緒に楽しく、熱く、元気に踊りました。

踊りで唯一きついのが「スラソー」というカンボジアの焼酎を飲むことです。

一口飲むと「ピー」しそうなくらい強烈です。

現地の人たちは普通に飲んでいます。

私も気合いで3回飲みましたが本当にきつかったです。

現地に溶け込むために、必死でした。

文化が違うところに飛び込むことは怖いですが、温かく迎えてくれる日本ではできないマイノリティの経験ができます。

現地のお祭りに参加できたことを本当に嬉しく思いました。

オークンチュラン(^▽^)/

明日はカンボジアの歴史を学びにプノンペンに行きます。

それではチョムリアップリア~

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