皆様お世話になっております。
インターン生の山下夏生です。
3月18日土曜日(土日はスクールはお休み)にカンボジアの世界遺産であるアンコールワットを訪れました。
そこで今回はアンコールワットの歴史や回り方などをご紹介します。
アンコールワットの入場料金
アンコールワットの入場料金は以下の3種類に分かれています。
(一日有効入場券)
1.1日有効入場券 US$37
2.3日間有効入場券 US$62
3.7日間有効入場券 US$72
私は1日有効入場券を購入し、約3時間程度遺跡を回り、遺跡を堪能することができました。
正直な感想としては、どの遺跡も変わらないので、ツートップである、バイヨンとアンコールワットだけ見られればよいと思います。
(完全に個人的な意見ですが)なので私のおすすめは1日でまわることです。
アンコールワット以外にもシュムリアップには多くの観光地がありますし、プノンペンなど他の都市を回ることもできるので、それほどアンコールワットにこだわる必要はないと思います。
アンコールワットの場所
上の図がカンボジアの地図で、左上の方にアンコールワットとあると思います。
カンボジアの首都プノンペンからはやや離れた場所に位置しており、バスで約4時間程度かかります。
観光客の多くはアンコールワットのある都市シュムリアップのホテルに宿泊することになります。
シュムリアップにはオールドマーケットやナイトマーケットと呼ばれる市場のような場所があり、多くの観光客がここでお土産やご当地品を購入します。
また、パブストリートなどの通りにはたくさんの飲食店が並んでおり、食事はこちらでとるとよいと思います。
肝心のアンコールワットですが、シュムリアップからトゥクトゥクで約20分程度で到着します。
レンタルバイクなどもありますが、道路は非常に混雑しており、運転が難しいので外国人の方はトゥクトゥクに乗って観光するとよいと思います。
アンコールワットの歴史
こちらはカンボジアの歴史について書いた記事とあわせて読むとよりわかりやすいと思います。
アンコールワットは、12世紀前半に、アンコール王朝のスーリヤヴァルマン2世によって建立されました。
このとき、30年以上の歳月をかけてヒンドゥー教寺院として建てられました。
しかし、この後シャム(タイ)やベトナムの侵攻を受けてアンコールの地から遷都を繰り返します。
そして、一時アンコールワットもベトナムの手に落ちていました。
しかし、1431年頃、再び取り戻し、その後仏教信者であった国王がアンコールワットを仏教寺院として改修しました。
しかしこの後アンコールワットに悲劇が襲い掛かります。
1972年、カンボジア内戦が勃発し、その過程でクメール・ルージュによって多くの奉納仏が首をはねられ砕かれてしまったのです。
クメール・ルージュとは、カンボジア内戦において非常に大きな勢力を持ったポル・ポト率いる共産主義勢力です。
このためにアンコールワットの遺跡内の仏像は首がなかったり破壊されているものが多いのです。
このような背景があり、カンボジアは仏教国ですが、アンコールワットはヒンドゥー教の神々をかたどった壁や彫刻が多いのです。
ヒンドゥー教の神であるヴィシュヌ神の妻ラクシュミーが象の聖水で身を清めているところ。
いかがでしたか?
少しでもアンコールワット観光の際の参考になれば幸いです。
それでは次回をお楽しみに!