参加者の声

退院してこれからしたい4つのこと

投稿日:2017年4月23日 更新日:

皆様お世話になっております。

国際協力NGO CBBインターンの地下です。

カンボジアに到着して25日目になりました。

気付けばカンボジアに滞在する期間も残り4分の1になりました。

この一週間改めて体を休め、自分のやりたいことを考えました。

私のやりたいことは大きく4つです。

1.生徒の数を120人にすること

2.Skypeを通して日本の学校と繋ぐこと

3.現地に合わせたカリキュラムの作成を行うこと。

4.CBB式のEMPathの作成を行うこと。

1.生徒の数を120人にすること

現在CBBスクールの生徒は20名弱でとても少ないです。

目標としては、CBBスクールに子どもたちが、学校が終わった後に多く集まり、勉強をするようにしたいと考えています。

カンボジアの学校は日本の学校と比べると授業時間が半分以下です。

他の時間は家のお手伝いや語学の学校に通う子供が多いです。

CBBスクールでは、授業を無料で行っているので、一人でも多くの子どもたちに教育の機会を提供し、語学を通して将来の進路の幅を広げることで夢を与えたいと考えています。

2.Skypeを通して日本の学校と繋ぐこと

今回の私の留学で一番したかったことで、現在日本の学校現場で働いている先生と連絡を取っているところです。

なぜ私が途上国と日本の学校でスカイプを通じて交流したいのかというと、日本の子どもたちに早い段階で異文化に触れる、異文化の人と交流する機会を与えたいと思ったからです。

異文化に触れることによって子どもたちにどのような変化が起きるのかはまだ分からないです。

しかし、帰国後にスカイプを行った学校を訪れ、継続的に子どもたちの変容を追っていくことで異文化と触れることでの子どもの変容を見たいと思います。

最初の交流はビデオレターを行いたいと考えています。

カンボジアの子どもたちの様子を紹介することで、カンボジアの子どもたちに関心を持ってもらい、少しずつやり取りをする中で、最後にスカイプで交流できたらと考えています。

カンボジアの子どもたちにとっても日本の子どもたちと交流することで、日本語を話すことの楽しさから日本語を勉強する意欲にも繋がることを望んでいます。

3.現地に合わせたカリキュラムの作成を行うこと。

CBBスクールにはカリキュラムがなかったので、現在カリキュラムを作成しているところです。

実際に授業を行ない、生徒の実態から教科書を選定しても「簡単すぎる。」「もう学校で習った」との声も上がります。

反対に「これは難しい。」「もっと簡単な教科書がよい。」という声もあります。

現地の声を聞きながら、作成しているので、授業を重ねていく中で、現地の先生でも分かるようなカリキュラムを作成したいと思います。

4.CBB式のEMPathの作成を行うこと。

EMPathとは、もともと世代間に連鎖する貧困を断ち切ることを目指して、ボストンの非営利団体がハーバード大学と協力して開発したプログラムです。

カンボジアでも同じような問題を抱えています。

そこで、現在カンボジアに合わせたチャートの作成も行っており、生徒勧誘の際に家を回る時に、少しずつ実践していけたらと考えています。

語学を勉強することで兄弟の多い家庭も一人でも奨学金で大学に行くことができれば、貧困を脱出できる連鎖ができるかもしれません。

まだまだ試行錯誤の段階ですが、このプログラムにも力を入れていきたいと思います。

体調に気をつけて、残り79日頑張ります。

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