国際協力NGO CBBインターンの地下です。
カンボジアに到着して38日目になりました。
4月は、休日に毎週プノンペンに行っていたので、村での休日は初めて迎えました。
村での生活は本当に身も心も休まります。
朝起きて、インターン生が泊まる家でCBBの作業をしていると、顔も名前も分からない子どもが家の中まで入ってきました。
家の中まで入ってきた子は初めてだったので、驚きましたが小さい男の子だったので許可しました。
名前と年齢を聞いてみると、6歳の小学校に通うリドーという男の子でした。
一緒に、パソコンを見ながら、時間を過ごしていると、お姉ちゃんである10歳のリターという子が入ってきました。
休日だったので、一緒にご飯を食べたり、お菓子を食べたり、マンゴーを食べたり、気に登ったり、アリの巣を処理したりして遊びました。
カンボジアの子どもたちは火を起こすことが出来ることに驚きました。
カンボジアの村ではごみ収集車のようなものがないので、家の庭でごみを集めて燃やします。
自分たちで、木を集めてきて、キャンプファイヤーのように木を重ねます。
火種を、ティッシュを燃やして作り、徐々に火を大きくしていきます。
息を吹きかけて酸素を送ります。
学校で習わないことを生活の中で覚えていきます。
今の日本では大学生でも火の起こし方が分からない人が多くいます。
自然体験を日本でも多くの子どもに体験させたいと思いました。
夜は日本に電話をして、私自身を振り返りました。
私は、日本で自分を多くの逆境や壁に置きました。
もともと人前に立ちリーダーシップを取ることが苦手な自分でしたが、その環境に自分を置いたときにどんな自分になるのかを知るためにも挑戦しました。
小学生100人、学生スタッフ85名のリーダーになった時、多くの分からない壁にぶつかりました。
私は逆境に置かれたときに「視野が狭くなる」「動じてしまう」「自分の意見に自信が持てず、意見が言えなくなる」自分の弱さ、弱点を知りました。
今CBBでは自分の弱点を克服するチャンスがあります。
今村には日本人が一人です。
その中で自分のやりたいこと、現地のためにしたいことが沢山あります。
CBBスクールを子どもたちがたくさん集まる場所にするためのプロモーション、日本語英語のカリキュラムの作成、パソコン教室が始まったことによる新たな時間割の作成。
全体を動かしていくために、自分が何かについていくのではなく、自身が考え、リーダーシップを取り、現地の人と話し合いを行い、進めていく立場にあります。
自身の発した言葉には責任を持ち、継続していきます。
残り66日。自分に出来ることに限界を決めず、「積み重ね」を意識して、基盤づくりを現地の人と一緒に行っていきます。
それではチョムリアップリア。
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