こんにちは、お世話になっております。インターン生の川崎です。
穏やかな休日、のはずが…
この週末は村でのんびりと過ごしていました。お昼時になるといつものように太陽の日差しがじりじりと暑く、何もしていなくても汗が吹き出てきました。ねこもばて気味です。
扇風機をつけようとスイッチを押すと、あれ、入らない… パソコンを充電しようとするもできない… 大音量で流れてくるピセットの音楽も聞こえてこない… どうやら停電したようです。
停電は時々あり、数時間立てば復旧するので今回も特に気にしていませんでした。
しかし夜ご飯時になっても一向に復旧する気配がありません。さらには水道のお水も出なくなってしまいました。
CBBスクール内に住むスレイリャの家族のお姉さんに「電気、どうしてないの?」と聞くと、「牛がコードを引きちぎった」と。
まさか、とは思いましたが、道路をのんびり歩いたり、スクールにやってきて草をもしゃもしゃと食べるのに見慣れているためかまあそういうこともあるかもと思い、「そうなんだ」と答えました。
しかしだんだん暗くなってきて明かりが必要になる頃。お兄さんに「いつ電気戻る?」と聞くと「三日後」と言われました。
本当のサバイバルが始まる
三日間も水と電気がない生活なんて…「これもカンボジアでしか体験できないことだし、仕方ないか。」
同じインターン生のしほさんと三日間シャワーなし、電気なし生活の心の準備をしました。晩御飯を買いに市場へ行くと、やはりどの家も明かりがついていません。聞くとお水も出ないようです。
現地の人の度胸、落ち着き
それでも誰一人村の人は文句を言ったり、イライラしている人はいませんでした。「電気、今ないんだ」というと、「うちもだよ」と特に気にしていないようでした。
何か予期せぬことが起きても、流れに身を任せる。せかせかしない。文句を言っても何も解決しないのに、「電気がないと作業が進まない」「シャワー浴びたいのに」と今この現状を誰かのせいにしようとしていた自分が恥ずかしくなりました。
情報を鵜呑みにしない
結局その日の夜10時までに電気は復旧しました。これほど電気の明るさ、インターネットが使える幸せを噛み締めたことはありません。
今回の騒ぎの原因は、電力会社近くの木が、このあたりに電気を共通する配線に倒れてしまったからのようです。
「牛がコードを引きちぎった」「電気が復旧するのは三日後」どちらも噂で聞いた話なのか、自分の予想で言っただけなのか、いずれにせよ事実を確認しないまま情報を信じていました。
嘘かほんとかわからない情報に毎回反応していては疲れてしまいます。
何が真実で何がそうでないのか、見極められるようになり、その場その場で対処できるようになりたいです。
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