こんにちは。インターン生の本多です。
インターン生活15日目になりました今日は、前回に引き続き村での大規模停電の際の様子についてお伝えしたいと思います。
先週末村で長時間停電、断水するという出来事がありました。(停電、断水の詳細については私の前回の投稿「カンボジアで初めの大停電!?①―その情報は本当ですか?-」を読んでください。)
この記事の目次
生活をしてゆくことで困難になることはたくさんありました。
例えば、ご飯。飲み水は飲み水で購入しているので問題はありませんが、水が出なくなってしまえば、調理が難しくなります。
また、おまけに電気がなければご飯も炊けません。飯盒炊爨方式で鍋でご飯も炊くこともでしたが、調理するだけで日が暮れてしまいそうだったので、市場によるご飯を買いに行きました。
この市場に買い物によく時点では、停電断水の規模がどれだけのものなのかわかっておらず、CBBスクールだけが停電、断水していると思ったいた私たち。
市場へは買い物のみならず、停電断水の規模のリサーチも込めていきました。市場への道はいつもと変わることなく、通過する家々の人たちが「ハロー!!」と大きな声であいさつしてくれます。
しかしながら、よく見てみるとどこの家も電気がついていません。そして市場でもついていません。
市場で、「電気ない?」と聞くと「来てないよー」との一言。「水は?」と聞くと、「水もきてないよー」との答えでした。
お店のおばさん、電気、水ともに来ていないことを全く気にしているそぶりがありません。
このおばさんだけでないのです。市場にいるみんな、村全体が電気、水が来てないことに対してイライラしている様子や、案じている様子など全くありません。
みんな笑顔でいつもと変わらない生活を送っています。彼らもおそらく、電気配線が切れてしまい状況が非常に悪いことは知っていたと思います。でも、そんな彼らの広い心には感銘を受けました。
確かに、日本では停電もめったに起こることがなく、私たちが停電に慣れていないだけなのかもしれません。
しかしながら、彼らのおおらかな受け止め方、広い心から学ぶものはたくさんありました。
新興国ではよく言われますが、時間にルーズであったり、予定を決めず、時間の流れに身を任せる、というような時間の流れがあります。
確かに、社会の中では時間には厳しく生きなければならないのかもしれません。
しかしながら、時間に日々追われ、明日明後日のことばかりを考えていた日本での生活を考えると、いかに心に余裕がなかったかということを考えました。
だからこそ、日本社会の中では「今を生きる」ということが難しいのかもしれません。
このカンボジアの生活で、カンボジアの人たちの「今を生きる」という姿勢を見習い、少しでも心に余裕をもって生活していきたいな、と考えました。
↑↑ポチッとしていただけると励みになります↑↑