こんにちは、お世話になっております。インターン生の川崎です。
CBBスクールでのインターンも10日を切りました。約2か月間、振り返ってみるとあっという間でした。
のんびりできる最後の週末ということで、インターン生のとびさん、あいみさんとシェムリアップに観光へ行ってきました。
こちらで滞在する中で気が付いたことをご紹介します。
この記事の目次
言語は手段
世界中から観光客が訪れるため、もてなす方もさまざまな言語を話します。
パブストリートを散策していたときのこと。
アンコールワットの絵が描かれたTシャツがあったので近くで見ようとお店に入ってみました。
店員「これ、一番人気。皆買うよ。他の色ある。」
そういうと店員さんは次から次へと他の色や似た柄のTシャツを出してきます。
私が「これ、サイズ大きいからいらない」というと、
「小さいのあるよ」と言って取り出してくれます。
やり取りする中で感じたのは、この店員さんは働く、生活するうえで本当に必要なコミュニケーションをしっかり身に着けているということです。
「モバイルバッテリーしっかり充電したのに、家に忘れてきちゃった。カフェに入ってスマホ充電してもいい?」(実話です)
といった会話はできないかもしれません。でも接客に必要な会話はできる。これが生きた言語を身に着ける、ということなんだと思いました。
発音、文法がぐちゃぐちゃだって気にしない。恥ずかしがらない。どんどん話しかけて、お客さんを捕まえる。この積極性は語学を学ぶ日本人として見習いたいです。
クメール語で通じ合う
観光客に合わせて日本語、中国語、英語などで接客してくる店員さんですが、やはり私たちがクメール語を話すと嬉しいようです。
オールドマーケットでワンピースを見ていたときのこと。
いくら?と聞くと15ドルと言われました。ここから値切り開始です。
「高いよ、もっと安くして~」とクメール語で言うと、「チェ クマエ!」(クメール語、できるね!)と驚いた声が。
そこから「どれくらいカンボジアに住んでるの?」「何してるの?」「シェムリアップにはどれくらい滞在するの?」とクメール語の質問攻めになりました。
現地の方と話すときと変わらないスピードで話すので、聞き取るのに必死です。
分かる単語を繋げながら会話をつづけます。
「今コンポンチャムで先生やってて、日本語とクメール語教えてるんだ」
というと、「あらま~コンポンチャムで先生!すごいわね~」と。打ち解けてきたところで、
「ワンピース、もう一着買うから二つで10ドルにして」
とクメール語でいうと、それは安すぎると… そこから交渉を重ね、結局10.5ドルで手に入れることができました。
日本語や英語で交渉することもできたと思いますが、クメール語だと交渉に成功しやすいようです。やはり母国語を話してくれると嬉しく心の距離が近くなるからでしょうか。
お財布と心、どちらもほくほくした買い物でした。
観光に行く際はカンボジア人の語学力に注目、そしてクメール語での会話にもぜひ挑戦してみてください。
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