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【人生が変わった体験談】日本留学、日系企業勤務...夢を叶えた女の子

投稿日:2018年2月3日 更新日:

こんにちは。インターン生の兼子です。

最近のCBBはスタディ-ツアーの大学生が、たくさんいるので、とってもにぎやかです。

「できない、お金がない」

さて、CBBに通う子どもたちと話をするとき、よくこんな会話になります。

「I want to go to Japan,but I can't. . .」

「私、日本で勉強したいです。でも、お金ありません。」

日本で勉強したい!日本に行きたい!という気持ちは、とてもたくさんあるのに最後についてくるのは、「できない、お金がない」というワードです。

これから、どれだけでも成長していける子どもたちなのに…どうにかできないのだろうか、と胸が痛みます。

そのことをふまえながら、今日は私のカンボジア人の友だちについて、ブログに綴ってみようと思います。

フリースクールに通い、人生が変わった

私は7年前にも、プノンペンにあるフリースクールで約1ヶ月間、ボランティアとして日本語を教えていました。

そのときに知り合った女の子は当時、16さいの女の子でした。当時から、日本語にとても興味を持ち、積極的に日本語で話しかけてくれていたことを覚えています。

私が帰国してからも、その女の子とはずっとメールのやり取りをしていました。私が今回またカンボジアに来ることが決まり、約7年ぶりに再会することになりました。

久しぶりに再会した彼女はすっかり大きくなり、日本語がとても上達していたので、驚きました。

社会人1年目の24さい。時が経つのは早いもので、あの時、高校生だった女の子は立派に社会人として働いていました。彼女は1年間、日本の大学で勉強したそうです。

好きな日本料理はもつなべ。だいぶ渋いですね。現在はプノンペンにある日系の会社に勤務しているそうです。

彼女も幼い頃は、フリースクールに通っていました。努力を重ね、日本語を勉強した結果、奨学金をもらい日本へ留学することができました。

さらに、日本語が話せることで、より良い職業につくことができました。日本語や英語が話せるだけで、仕事のお給料はだいぶ変わってくるそうです。

新たな夢に向かって

彼女の家では、甘いコーヒーを販売しています。疲れたとき、疲れを吹き飛ばしてくれる美味しいコーヒーでした。

彼女は、こう言います。「お母さんがもう年で働くのが大変だから、助けたいんだ。」と。

だから、彼女の夢は自分のショップを作ること。

甘いものが好きな彼女は、そこでコーヒーとアイスクリームを売りたいそうです。

フリースクールから始まり、教育をうける機会を手に入れ、自身の努力、そして家族や周りの理解と応援があり、新たな夢をかなえようとしている1人の女の子。

今CBBで教えている、単語ひとつひとつ、会話のひとつひとつは、間違いなく子どもたちの夢をつかむための力に必ず変わるということを教えてくれています。

勉強することで、子どもたちがよりよい人生を歩んでいけると信じて、一人一人ひとつひとつ丁寧に今日も授業をしていこうと思います。

次回カンボジアに来るときは、彼女のお店が完成した時ですね…とても楽しみです。みなさんも是非、足を運んでくださいね!!

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