皆さん、こんにちは!インターン生の金坂です。
先週からコンポンチャム州の農村で、CBBスクールの授業が始まりました。12時を過ぎると、15人ほどの子ども達が続々とやってきます。皆さん、元気よく「Hello!」や「こんにちは」と挨拶をしてくれます。
初めてカンボジアの子ども達に授業を教えるため不安ばかりでしたが、子どもたちはすごく素直で人懐っこく、楽しく過ごせています。CBBスクールでは1日1時間の授業が7コマほどあり、近所の小学生が1日に3回も来てくれることもあります。
楽しみながら言語習得!
小学校低学年の英語の授業は、動物、色、果物などの簡単な単語を繰り返し覚えてもらったり、定型文を書いてもらったりしてます。
英語の基礎が足りていない子どもたちに教えるためには、母国語であるクメール語を私たちが小学生レベルでも習得する必要があると感じました。どこまで子どもたちが理解しているのかを認識するのが難しいため、簡単な例文もクメール語で伝え確認することが必要です。
ただ、現地駐在員の方たちと勉強や言葉の習得に特化しすぎてしまうのもどうなのか?という話もありました。CBBスクールはフリースクールのため、毎時間同じ生徒が来ることが多いですが、日によって異なることもあります。
子どもたちが日本語や英語を将来的に習得するために、小学生のうちはレクリエーションや歌の時間をつくり、楽しく言語に触れる時間を作ることが大切だと感じました。
現地の他のフリースクールとの違いは?
コンポンチャム州では、もう一つカンボジア人の先生が約12人ほどいるフリースクールがあります。そこでは、1日朝昼夜の3回の授業がレベル別に開かれます。
教師をしているのは、18~20代前半のカンボジア人で、彼らはGDIというプノンペンにある語学学校に1年ほど通い、英語を習得したそうです。そこでは、英語を習得したカンボジア人が生徒の見通しになることで、子どもたちもより真剣に学習できるのではないかと思いました。
前述のフリースクールと比較し、クメール語が流暢に話せない日本人が教えるには苦労することが多いですが、日本人のフリースクールだからこそ出来ることをみんなで考えていきたいです。