皆様お世話になっております。
国際協力NGO CBBインターンの地下です。
カンボジアに到着して12日目になりました。
週末はプンペンで過ごし、虫のいない生活でリフレッシュすることができました。
2日ぶりに村につき感じることは安心感です。
村に入った瞬間から「Hello」という子供たちの声。
この声を聞き、この村の子どもたちの夢のために全力で全うしようと改めて思いました。
この記事の目次
今日の午前中は、プノンペンの本屋で教科書を見に行きました。
CBBスクールはこれまで、生徒の実態に合わせてオリジナルのカリキュラムと教科書で授業を行なってきました。
生徒の実態に合わせて授業を行なってきたこれまでのインターン生の思いを引継ぎ、教科書をレベル別に選定しました。
教科書に沿って授業を行なうことで、一つの単元をじっくり行うことができ、そして課題であったインターン生間での引継ぎを円滑にしていこうと思います。
ここからは本日選定した教科書の紹介をしていきます。
English for Children
初めて英語を学ぶ生徒が使う教科書は「English for children」です。
この教科書にはアルファベットの書きかたから学ぶことができ、イラストも豊富です。
日本では小学生が学ぶレベルになっており、カンボジアでも最初は音声学習を中心に行っていきます。
The Green Book
この教科書の次に使うのが「The green book」です。
この教科書では一つ前の教科書で学んだアルファベット、音声学習を生かして、実際にローマ字を用いて書く練習を行っていきます。
教科書のレベルは日本でいう中学1年生前半のレベルです。
1ページに2文とイラストが描かれており、生徒にとって負担が少なく、英語に対する苦手意識をつけさせないために最初は丁寧にゆっくり進めていきます。
English Grade 5
この次の教科書は「English grade5」です。
この教科書は日本でいう中学1年生後半から中学2年生前半の内容になっています。
この教科書を選んだ理由は、教科書の中心がリスニングとスピーキングになっているからです。
カンボジアでは正しいスペルが書けなくても、リスニングとスピーキングが出来れば、多くの職業に繋がります。
授業の中で実際にリスニングとスピーキングを多く取り入れ、実践力をつけられる授業を行なっていきます。
English Grade 7
次の教科書は「English grade7」です。
この教科書は日本の教科書でいう中学2年から中学3年前半の内容になっています。
1つ前の教科書の続きになっています。
この教科書も、リスニングとスピーキングと自分の考えや意見を伝える内容が中心になっています。
この教科書を使っている時には、日常会話を楽しめるレベルになっていることを目標に頑張っていきます。
English for Cambodia Book 4
この次の教科書は「English for Cambodia BOOK4」です。
この教科書は日本では中学3年から高校1年生のレベルの内容になっています。
これまで学んできた内容からさらにレベルを上げるために、会話のボキャブラリーを増やしていきます。
また長い文章を読む練習を重ねることで、速読できる力を身につけます。
これにより、職業の幅を広げることを目標に進めていきます。
教科書の中身はカンボジアの都市の内容も含まれており、将来ガイドを目指している人にとっては自国のことを英語で学ぶことはとても有効だと思います。
English for Cambodia Book 6
最後は「English for Cambodia BOOK6」です。
この教科書は日本でいう高校卒業レベルの内容になっています。
一つ前の教科書の続きになっており、難易度がかなり高くなっています。
この教科書では長い文書のリーディングに加え、自分の意見を英語で伝える力が求められます。
ただ、聞いて話すだけでなく、最後は自分の意見を伝えられるように練習していきます。
この6つの教科書を用いてカリキュラムを固めていくことをこれから行っていきます。
カンボジアでは日本と同じように授業を行なっても上手くいかないことが多く出てきます。
現地のニーズに合わせて、日々改善していくことを忘れず、これからの授業を新たな試みで行っていきます。
それではチョムリアップリア~。
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