お世話になっております、インターン生の金坂です。
5月中旬から、メコン大学の学生に力を借りて、住み込みスタッフを探し始めます。
現在CBBでは、2階を造る工事が行われていますが、2階に約45人の住み込みスタッフが住む予定になっています。
授業の質の向上
住み込みスタッフがいることによって、様々なメリットがあります。
まず、CBBスクールにとってのメリットは、現地語を話せる先生ができ、授業の質が上がるということです。
中学生くらいからは文法なども教えていますが、授業の前に現地語の文法と発音を予習しても伝わらないこともあります。
生徒も私のカタコトの現地語に慣れてきたのか、汲み取ってくれることも多くなりましたが、細かい文法などは伝えきれない部分があります。
持続的なスクールの運営
次に、日本人のインターン生のみだと継続性に欠けるため、現地のスタッフがいることによって持続的な運営が出来るという点です。
インターン生は長くても1年弱働く方はいますが、いずれみなさん日本に帰国します。
フリースクールではありますが、長い目で見たときに現地人の駐在スタッフはやはり必要になってきます。
大学進学や就職へのメリット
最後に、住み込みスタッフにとってのメリットになりますが、私たち日本人と共同生活をすることにより、言語力が上がり大学進学や就職に有利になるということです。
家族を大切にする文化があるカンボジアでは、住み込みは少しハードルが高いことではありますが、プノンペンなどでお金を払って語学学校に通うよりは無料で村で勉強できることはいい環境であると思います。
実際に、住み込みスタッフを経てメコン大学の奨学金を獲得した学生ももちろんいます。
滞在期間も残り少なくなってきたので、住み込みスタッフを見つけ、少しでも何かを残して帰れたらと思います。