お世話になっております。長期インターン生の勝間田です。
インターン生の入れ替わりがありました。1人帰国し、3人増え、現在は4人となっております。
子供ながらに別れを必死にこらえる
1人が帰国するとき、印象的なシーンがありました。
勉強をしにたくさん来るわけではないですが、インターン生に非常に懐いており、とても子供らしくて可愛らしい女の子がいます。
名前はリャクサ。通称リャクちゃん。
家がCBBのすぐ側であったり、その家のおばあさんがCBB家族の元によく来たりするので、リャクサもよく遊びに来ています。
最近は勉強しにも、遊びにもあまり来ていませんでしたが、家の前を通るときに会って話したり、我々が家に遊びに行ったりすることもしばしばありました。
今回帰国するインターン生に特に懐いていたリャクサは、CBB出発数分前にトコトコやってきました。
いつも通りおりがみちょーだいと言って、おりがみで遊んでいましたが、いざ別れの時になるとべったりでした。
寂しいんだろうなと思いながら私はその子を見ていましたが、出発のときの表情が何とも言えないもので、大変印象に残っています。
涙を堪えるような、一生懸命我慢しているような。目を見れば悲しんでいるのがすぐにわかります。
彼女のそんな表情を初めて見ました。寂しさを押し殺して、笑顔を必死に作りだしてバイバイと言っている。そんな儚く、尊い彼女の姿を見て、いろいろなことを考えます。
子供たちといかに真剣に向き合い、関わるのか
インターン生のインターン期間は様々です。数週間、1か月の方もいれば、3か月、半年、1年という方もいるでしょう。
長ければそれだけ得るものが多く、子供との関わり合いの中で多くの感情が生まれることでしょう。
しかし、長ければ良く、短い期間より優れているということではないということも言えます。
短い期間でも子供達にどれだけ真っ直ぐ向き合い、真っ直ぐぶつかるかが重要です。
子供や生徒のためにどれだけ考え、関わり、積極的に動けるかが1番大事だと断言できます。子供たちは我々日本人にいろんな感情をもつと思います。
当然このインターン生は大好きだが、このインターン生は苦手というのもあるでしょう。人間ですからね。
ただ、基本的に日本人に慣れているため、懐いてくれる子がほとんどです。
しっかりと別れを伝える大切さ
そんな子供たちとの別れは遅かれ早かれ必ず訪れます。過去のインターン生や去った後の子供達の反応を見ていて思うことがあります。
それは、しっかりと別れてあげること。しっかりと「さよなら」を伝えてあげることです。
日本に帰ることや次に遊びに来るのはいつ頃か、それとももう戻ってこないのか、辛くても生徒として来ている全員の子供にしっかりと事実を伝えてから帰国すべきだと思います。
カンボジアでの生活楽しかった、子供可愛かった、良い思い出たくさん、あとは帰国するだけと考えるのはインターン生のエゴでしょう。
最後まで子供のことを考えてあげないといけませんね。
大好きなインターン生何人もと繰り返しさよならをしている子供たち、いろんな感情がそれぞれその瞬間にあると思います。
さよならに強くなってほしいと思っています。
いろんな経験をして、いろんなことを思考して大きくなっていってほしいと思っています。
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