お世話になっております。長期インターン生の勝間田です。
新鮮な魚介類に恵まれた国、日本
私はお寿司が好きです。大好きです。という日本人は多いと思います。
外国人が日本に来て、食べて美味しかったという食べ物でも圧倒的にお寿司が多いのではないでしょうか。
日本全国を周っているとき、日本は海鮮に大変恵まれているなと感じました。
漁港があって特にこの魚介類が有名というのはありますが、どの県を周っていても、島国の日本だけあって、ほとんどの県に海があります。
そしてそこでは美味しい新鮮なものを食べることができます。
この県の名産を食べていこうと決めても、結局海鮮をほとんどの県で食べることができました。
日本は新鮮な魚介類に恵まれていますね。
日本の常識は海外の非常識?
なぜこんな話になるかと言うと。
私がずっと教えている、パニャという生徒がいます。フルネームはパニャ・オールノジャパサーです。
「パニャ」というのはクメール語で「知性」。その名の通り、勉学に励み、とても真面目で優秀な生徒です。
彼と「みんなの日本語」を使って授業をしていたとき、すしという単語が出てきました。わからない単語はその場で私が教えたり、辞書を使って調べたりしています。
すしとは何ですか?彼が言います。寿司とは~・・・私は説明をしました。辞書でも調べました。
彼は嘘だろ?というような表情を浮かべていました。
というのも、辞書に書いてあったクメール語の訳では、生の刺身というようなニュアンスです。生の魚が米の上に乗っているもの。
確かに大正解です。しかし、現地の村は海に面しているわけでもなく、プノンペンのようにレストランがあるわけでもありません。
生で魚を食べるというところに違和感をもつのでしょう。
普通に村で生活していたら、生で魚を食べることはありません。川の水も汚かったり、魚自体が危なかったりして、必ず火を使って調理します。
文化や常識の違いの壁
文化や常識の違いですね。
彼はいろいろ私に質問してきます。何故こんな色の魚なのか、毒がないのか、生で食べてお腹は大丈夫なのか、不味くないのか。
私は全力で説明しました。「おすしはおいしい」と。しかし彼は納得できない様子です。
彼はいつか日本に行ってみたいと話しています。その時、お寿司を食べてみてくださいねと言っても、嫌だ、絶対美味しくないと断固拒否します。
文化や常識の違いを崩していくこと、挑戦していくことは簡単なようで難しいと思います。
自分から積極的に臨んでいかないといけないのかもしれないですね。
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