皆さんお世話になっております。CBB短期インターン、信州大学4年の武村です。
私は今日、生徒の姉の結婚式に参加させていただきました。
そこで今日はカンボジア人の結婚式について記事にしたいと思います。
カンボジアは今が結婚ラッシュ
今、カンボジアは一年で雨が最も少ないシーズンです。
カンボジアは基本屋外で結婚式を挙げるので、このシーズンは毎年結婚ラッシュになるそうです。
ジューンブライドに憧れる日本とは真逆の時期ですね
(ジューンブライドは日本の文化ではないので雨とは全く関係ありませんが…)。
この日も結婚式場に行くまでの道中ですでにほかのカップルが結婚式を挙げておりました。
結婚式の流れ
結婚式についたらまずフルーツやお菓子などが乗せられたお皿を一人ずつ手渡されます。
参加者はこのお皿を持ち、新郎新婦のための花道を作るのです。
お皿を手渡されたら会場中央に敷かれたレッドカーペットに沿って参加者が花道を作ります。
このとき手渡されたものがお菓子かフルーツか、それともご飯かによって
並ぶ場所が変わってきます。
全員が位置についたらいよいよ新郎新婦の入場です。
花道のわきには生バンドも待機していて、新郎新婦の入場をより一層盛り上げてくれました。
新郎新婦の撮影会が終わると、参加者にはご飯がふるまわれます。
これが次から次へと出てくるので、全く食べきれませんでした。
この段階で時間は大体9時くらいなのですが、
そのあとは近くの人と談笑の時間が12時くらいまで続きます。
クメール語をあまり話せない私は生徒と話しているか、もしくは近くに座ったおばちゃんに
机の上の食べ物を勧められておなか一杯になりながら食べるかのどちらかでした。
12時になると再び食事がふるまわれます。
ここでもかなりの量が出てくるのでとても食べきることはできません。
「結婚式は参加者が食べきれないくらいの料理をふるまうもの」という伝統があるのでしょうか。
いずれにせよ、参加者をもてなそうという気遣いが感じられ、とても心温まる思いがしました。
結婚式に参加してみて
カンボジアの結婚式で私が一番感じたことは、前述の通り
「参加者をもてなそうという気持ち」です。
日本なら「見ず知らずの外国人が結婚式に参加して、しかも料理を食べきれないくらい食べる」
というシチュエーションは起こるでしょうか?
私は結婚式に2回しか参加したことはありませんが、
そんな状況普通は起こらないと断言できます。
しかしカンボジアでは私が参加しても誰一人として不思議そうな顔はせず、
むしろ笑顔で接してくれました。
カンボジアでは近所同士の結びつきが日本よりも何倍も強いですが、
今回の結婚式では特にそのことを感じることができました。
(帰りはおやつまでもらってしまいました)