土曜日の過ごし方
お世話になっております、短期インターン生の織田です。
カンボジアに到着してからようやく1週間が過ぎて、ようやくこちらの生活に慣れたきた頃に現地についてから初めておなかを壊してしまい腹痛と戦っていました。
幸いにもおなかの薬を持ってきていたので、数時間ほどで腹痛は収まり、普段通り生活させていただいております。
これから来るインターン生の方々には、胃腸薬や整腸剤などをもってくることをつよくおすすめします。
さて、今回のブログでは僕の現地での土日の過ごし方について紹介したいと思います。
もともと、金曜日に高校生の生徒たちに「土曜日やに日曜日にも授業をやってほしい」と言われていたので、土曜日の朝は授業の準備をして授業が始まるまでの間プット君のバイクの後ろに乗せてもらって、彼のお姉さんの家や彼の友達が働いている農園に連れて行ってもらいました。
お姉さんの家では、同じ敷地内にあるGYAの教室の中を見させていただいたり、農園では果物を天日干しをしている姿を見させていただいたりと、授業の始まる前にとても有意義な時間を過ごさせていただきました。
そして、CBBに戻ると誰かが遊びに来ていたようで、かわいい落書きが書かれていました。
そのあと、高校生の授業の準備をしていると高校生の子が一人時間より早くやってきて、「今日と明日は、みんな来ないです」と言って、さっそうと帰って行ってしまいました。
その日は授業がなくなった代わりにプット君にクメール語を教わり、土曜日を過ごしました。
近所での出会い
日曜日は授業がなくなって暇だったので、特に買うものはなかったのですが昼頃に近所の市場まで歩いてむかってみることにしました。
近所を歩いていると日本人が珍しいということもあり、いろんな人たちが家から手を振って声をかけてくれるので、自分も手を振り返して「ハロー、こんにちは」と言いながら市場までむかっていきました。
すると道中で、ある家から「Come on!」と声をかけられたので恐る恐るその家の中に入っていくと近所の人たちで飲み会をしていたようで、僕もその中に参加させていただきました。
その飲み会では、川で取れたアサリを食べながらみんなでコップに注がれたブラックニッカのようなものをストレートで飲みまわしていきました。
僕は、お酒は好きなほうなのですが普段からお酒を飲んでいる現地の方にはかなわず8杯目で酔いがまわってきてしまいました。
お酒を飲んだ後は、みんなで踊ったりして楽しく過ごさせていただき、15時ぐらいにお開きになり、僕の足元がふらついていたので、CBBの近くまでバイクで送っていただきました。
そのあと、部屋で休憩しているとプット君に「実家で飲み会やるから来ない?」と誘われたので2時間ほど部屋で休憩した後にプット君の実家の飲み会に参加させていただきました。
会話で大事なのは伝えようとする気持ち!!!
プット君の実家の飲み会には、英語が話せる人、クメール語だけ話せる人、病気ではなく育った環境のせいで全く言語が話せない人など様々な人がいました。
飲み会に来ていた方々は、とてもいい人ばかりで言語を話せない人にはジェスチャーで伝え、僕に対しては時折英語を混ぜて伝えようとしてくれました。
僕も何とかクメール語で返答しようと思いましたが、まだ僕の語彙力が少ないため出されたご飯に対して「チガーニュ」、そしてビールの缶を近づけてきてくれる人たちには、「チョイモーイ」と大きな声で答えるのみでした。
その二言だけでも、僕の伝えようとする気持ちが伝わったのか現地の人々はとても喜んでくれました。
その結果、僕に対してジェスチャーを交えながらクメール語で何というかを教えてくれたり、今度新築祝いをやるからまた一緒に飲もうよとまで言ってくれる方までいました。
このような素晴らしい経験から、自分から何か伝えようとする姿勢の大切さを学びました。
確かに、現地の言葉を完全に理解できるほうがいいとは思いますが、僕のような短期のインターン生がクメール語すべてを理解するには無理があります。
だからこそ、現地の言葉がわからないからという理由で黙り込んでしまうのではなく、しっかりと伝えようとする姿勢をとることが大切だと思います。この姿勢を今後授業などで自分が教えるときにも貫いていきたいと思います。