皆さま、こんにちは。サッカーワールドカップの日本コロンビアをパソコンで観て大興奮しました、インターン生の杉山です。
早いもので、カンボジアに来てちょうど1か月が経ちました。
来た当初はやっていけるか不安ばかりでしたが、何とか元気で過ごすことが出来ています。人間の適応力はすごいですね。
これから1か月間CBBに従事する中で気づいた、CBBスクールの問題点や疑問に思ったことについて数回に分けて書きたいと思います。
入れ替わりの激しい生徒たち
CBBはフリースクールです。
そもそもフリースクールの定義は様々ですが、CBBは「無料で日本語と英語教育を提供する」フリースクールで、一応の目標は生徒や住み込みのスタッフが言語を学び、将来の進学や就職の際の武器と出来るレベルにまで上達させることです。
スクールのスタンスは来るものは拒まず去る者は追わずで、誰でもいつでもも参加し、来なくてもオーケーという感じです。
それもあってか、現状生徒は「飽きてしまう、好きなインターン生が帰国した」など様々な理由で突然来なくなることがしょっちゅうで、生徒の入れ替わりが激しく、なかなか半年以上継続して来る生徒は残念ながらいません。
語学を身に付けるためには
読者の皆さんも予測が付くかと思いますが、半年間週に3時間程度日本語や英語をゼロから学んだところで、話せるわけがありません。
出来ても簡単な自己紹介程度です。それでも小さい子供が学んだ分には良い経験として腑に落ちますが、実際にキャリア選択の際の武器とするならば、不十分ですよね。
私は留学を経験し、少しは英語が話せますがそれでもかなりの勉強を要しましたし、まだまだ勉強することは多いと自分の経験で知っています。
要するに、本当に話せるようになりたいのならば、「本気で」やらなければならないのです。
しかし現在の「来るものは拒まず去る者は追わず」のゆるいスタンスでは、それは実現するのはかなり難しいのです。
生徒も教える側も本気で取り組む重要さ
生徒が言語を習得するには、生徒も教える側も厳しさと強制力、忍耐力を持って相当な負荷をかけて教えなければなりません。
例えば、たくさんの宿題に耐える、授業中に集中力を保つ、勉強時間を長くする、自発性を持つなどが絶対的に必要だと思います。
現状では、そのような生徒は全体の3%ほどしかおらず、上記の目標は厳しい状況です。少し厳しいですが、これが僕が感じている現状です。
子どもに何かを習得させるということは、本人と教える側両方の熱意が必要だということですね。
僕たち日本人は、小学校から高校・大学まで多くのことを学ぶことが出来るシステムがありますが、そこには保護者や学校の献身的な熱意があったのですね。
続きについては次回以降書きたいと思います。
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