スオスダイ、インターン生の三井です!遂に、今回が最後の私のブログとなりました。
CBBでは、10ヶ月ほどお世話になりました。企業と並行しながらのインターンでしたので、10ヶ月の間、フルコミットではありませんでしたが、日本語教育をはじめ、クラファンやボランティア探しなど多くを経験させて頂きました。
最後ということで、10ヶ月を通して学んだことを私なりにまとめましたので、長文になりますが、読んで頂けると幸いです。
インターンを通して感じた「やりがい」
教育分野の難しさ
学んだことをまとめると、「教育を通しての国際貢献は難しいが、やりがいがある」ということです。
インターン期間中、家庭の収入状況により、働くしかなく、CBBに通うことができなくなってしまった生徒や既に高校を出たら働くことを決めている生徒などを見てきました。
子どもたちは、言語習得して将来的な高給の可能性より、家庭のために出稼ぎし、目の前のお金を取りに行ってしまいます。やはり、将来的に収入が増えるとは頭ではわかっていても、子どもたちは若いうちは働けばお金が入ることも分かっていて、家族が困っている中、勉強をしても家族にお金を入れられるのは、数年後です。
実際に、それを理由に辞めていった生徒がいたときに、教育アプローチの国際貢献の難しさを感じました。CBBに通う子たちは、「あいうえお」も知らない、何も分からない状態で通いだすことが多く、CBBの第一目標であるN5の勉強するスタートラインに立つだけで、ポンの場合10か月かかりました。教育は成長が見えにくく、数値化して、「あとこれくらい勉強すれば、このレベルになれるね」という予測も立てにくいです。
こういった理由で、こちらが可能性を見せられずに辞めようとしている子のためにできることは、何もありませんでした。
しかし、面白さもある
これらを見ていく中で、教育だけで子どもたちの将来を変えることは、残念ながら、難しく、彼らの将来を変えるには、教育面の他にも、金融面、衛生面、環境面からの包括的なアプローチが必要だと感じました。
そして、同時に、これが面白さでもありました。前述では、包括的なアプローチなどと言いましたが、インターン生でも、資金集めスキーム作り、オンライン授業導入、インターン生以外の講義を通して将来の可能性を教える機会を作る、通訳を見つけて言語習得スピードを早くするなど、子どもたちのためにできることはいくらでもあると思います。
私たちの代では、ソーラーライト導入による持続性の向上や教育の質向上を目指したボランティア探し、資金集めスキーム検討、YouTube活用などいくつか行いましたが、CBBの課題を考え、子どもたちのために出来ることはないか考えていたら、これらが挙がりました。CBBの目的や子どもたちの将来を常に考え、できる範囲内で、企画・立案、実行という一連のフローに携われたのは本当に楽しかったですし、やりがいになりました。
CBBに来るインターン生が教育に興味があるのは分かっていますが、教育アプローチ以外の選択肢を増やした方が、結果教育による成功は、可能性を増すと思います。
なので、CBBの目的や自分のできることを常に考え、何かできることはないか考えて、言語教育を軸としながらも、有限で貴重なインターン期間なので、子どもたちの将来を変えることを意識してほしいです。
最後に
と、最後、急に次期インターン生へのメッセージになってしましましたが、これからはOBの一人として、今後CBBで、一人でも多くの生徒が言語学習を楽しみながらも集中できる環境ができるよう応援しています。
ここまで、読んでいただいた皆様、長文であるにもかかわらず、読んでいただきありがとうございました!!引き続き、CBBインターン生ブログをよろしくお願いいたします!