みなさまお世話になっております。
CBB現地インターンの鹿島です。
この度CBBスクールではお金が無くて学校を辞めてしまった農村の青年に、
スクールで働いてもらいながら、授業を無料で提供するプロジェクトを開始しました!
スクール住み込みの奨学生と言ったところでしょうか。
奨学生はCBBの春渡航で自転車を支援したリダー。
高校1年生を3ヶ月前に辞めてしまいましたが、もうすでに20歳です。
自転車を支援のインタビューのとき初めて出会った彼は、 お金がなくて学校を辞めざるを得ませんでしたが、働く場所もありませんでした。
△お父さんに見送られ、自宅を後にする嬉しそうなリダー。門出のときです。
△CBBスクールのある国道沿いの市場から、バイクで45分のトロップ地区ポントゥメイ村という貧困地域に住んでいるリダー。
山を切り拓いたでこぼこ道を進んだところに家がありました。
学校を辞めたくなかった。
もっと勉強したい。
そうインタビューで言っていたリダー。
そんな彼に、CBBスクールで英語と日本語を無料で学んでもらい、スクールに住み込みで運営の手伝いをすることで働くスキルをつけてもらおうというプロジェクトです。
現在はスクールの掃除や料理、小学生の生徒の世話や会計の仕事をしてもらい、授業は日本語3時間、英語2時間受けています。
△恥ずかしがりながらも、skype授業にも参加!
まだまだ簡単な英語しかわからずコミュニケーションを取るのはなかなか難しいですが、スマイルとソムナンの通訳で頑張っています。最近はこんにちは、ありがとうなど日本語も使ってくれるように!!
共同生活を始めて20日が過ぎましたが、CBBスクールでの生活にも慣れて生徒たちとも毎日楽しそうに過ごしています。
△会ってすぐに仲良くなったソムナンとリダー。
ときどき夜にソムナンによる英語の特別授業が開かれます。
上手くいっているように見えるスクールでの生活ですが、いくつか問題点も。。
一番は、ソムナンのスマホで夜遅くまで動画を見るようになり朝起きるのが遅くなったこと。
勉強する時間も減ったように感じます。
電気代節約のためにも23時絶対消灯にしましたが、暇さえあればソムナンと一緒に動画を見ています。
ソムナンが勉強をすると彼もいっしょに勉強するので、まずはソムナンの意識を変えることを今頑張っています…!
素直で、毎日頑張って仕事と勉強をこなすリダー。
この支援が彼の人生が変わるきっかけになるのだと思うと、ワクワクします^^
このように、無料で授業を学べる奨学生もCBBスクールで少しずつ増やしてゆく予定です!