プロジェクト報告 / 現地のいま

CBBのビジョン・目指す世界

投稿日:2015年4月30日 更新日:

お世話になっております。

CBB創設代表、高橋昌祐樹です。

2011年6月に2人から始まったCBBももう4年目。6月から節目の5年目に突入します。

メンバー数も国内では約30名、OBOG会員ももうすぐ10名。

カンボジアでは常勤スタッフが6名にまでなりました。そして頼れる日本人長期現地インターンも2名に。

支援者数は実に300名を超えました。

以下、簡単に支援の現状まとめです。

チャリ支援→289名に拡大(今後継続インタビューを再開させ、雇用創出に乗り出します)

大学進学→7名
シェアハウス→15名(今後トレーニングプログラムの実施を検討しています)

CBBスクール→生徒数50名(まずは生徒を増やし、経営を安定させノウハウを貯める所から。今後はスクールバス運用と、将来的に農村展開を考えています。まずは質の高い授業を提供するところから)

ビジョン

では、上記の支援をつなげるとどうなるのか。

一個一個が独立していては意味がありません。

学校を退学しないための「チャリ」

学校に行っても質が担保されないのでそれを補う「スクール」

「スクール」で基礎・考える力を身に付け「チャリ」で学校に通い、「大学進学支援」で人生逆転のためプノンペンに来てもらい、「シェアハウス」で日常の面倒を見る。

そんな一環した支援を実現することが目標です。

つまり「農村の貧困層の子でも大学までいける仕組み作り」を目指しています。

CBB理念である「カンボジアのすべての子どもたちに教育へのフリーなアクセスを」もぶれていません。

ビジョン実現に向けて

カンボジア農村、そこには目に見えすぎる格差が広がっています。

立派なコンクリと木の家に住む最新のバイクに乗ったイケてる高校生。

かたや、藁の家に住み、汚れた服、錆びれた自転車で遠くの高校まで通う子。

そこにCBBがいることによって「人生を逆転できる」んです。

村に行けば声をかけてくれる村人がたくさんいます。

重ねに重ねたホームステイで、多くの人がうちにまた泊まってよ!と言ってくれます。

支援地域も広がり、対象村落は実に5地域40村ほど。

まだまだ「支援の質」が追いついていないところも多々あります。

でも教育のソフト面を支援できるNGOは多くありません。

これからも一人でも多くの「勉強したい」というニーズに答えるために、日々精進していきます。

ビジョンは大きな目標です。

そこに到達するには日々の愚直な努力が欠かせません。

一見関係ないと思える雑用も時間がたつと大きく結果を左右する要素になっています。

まだまだ未熟ではありますが、これから節目の5年目に向かってカンボジア・日本国内双方で突っ走っていきたいと思います。

これからも皆様の叱咤激励、どうぞよろしくお願い致します。

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