こんにちは、お世話になっております。インターン生の川崎です。
漫画を寄付してきました
インターン34日目の本日はCBBスクールからバイクで15分程のところにある学校、Srasbeng Primary Schoolに漫画130冊を寄付してきました。
以前にも別の小学校に漫画を寄付したのですが、そことは決定的な違いがありました。
それは図書室が本を読む場所をして使われていることです。
以前の学校では、本は整理されずボックスの中にどさっと詰め込まれ、まるで「別に読んでもらおうと思ってないし」と言っているかのようでした。
今回訪れた学校は本棚に表紙が見えるよう立てかけてありました。
テーブルの下にマットが敷かれていて、床に座って読めるようになっています。
そして休み時間になると生徒たちが一斉に駆け込んできました。
各自本を選び、床に座って読み始めます。
一人でじっくり読んでいる子、友達と一緒にのぞき込む子など、日本の図書室と変わらない風景がありました。
ドラえもんの漫画にもすぐにたくさんの生徒が集まってきました。
ここなら漫画も眠らずに皆に読んでもらえそうです。
この後、学校を案内していただきながら、先生からお話を聞くことができました。
現地の小学校事情
Srasbeng Primary School
・全校生徒150人
・1学年約25人
・教師5人
・授業:クメール語、数学、理科、社会
・授業時間:朝7時から12時までの5時間
・平均通学時間 5分から10分
ここからは先生へのインタビューです。
Srasbeng Primary School に来て一年目のKunmuoykea先生にお話を聞きました。
➀ 先生のお仕事は忙しいですか?
「とても忙しいです。毎日12時まで5時間授業をした後、翌日の授業の準備をします。帰宅するのは夕方4時頃になります。」
② どうして先生になろうと思ったのですか?
「子供が好きだからです。生徒たちに新しいことを教えることも楽しいです。」
③ 生徒は学校が好きですか?
「はい、好きです。皆勉強熱心です。ここへ来るとたくさん友達とも遊べますしね。」
④ 途中でドロップアウトする子はいますか?
「いません。皆卒業まで勉強を続けます。」
⑤ 今回の漫画の寄付についてどう思いますか?
「とても嬉しいです。生徒たちは本を読むのが好きですが、この学校にはほんの少ししかないですし、買う余裕もありません。」
➅ CBBスクールでは子供たちに日本語、英語、パソコンを教えているのですが、これらは必要だと思いますか?
「とても大切だと思います。生徒だけでなく私たち教師も語学やパソコンを勉強したいです。うちの学校には英語やパソコンを教えられる先生がいません。」
⑦ どうして語学の勉強が大切だと思いますか?
「もし英語が話せれば外に向けて私たちの学校を宣伝し、より多くのサポートを得ることができます。また子供たちは給料の良い仕事に就くことができます。」
⑧ 最後に一言お願いします。
「漫画を寄付していただき本当にありがとうございます。CBBスクールのサポートにとても感謝しています。
私たちの学校をよりよくするためには継続的な支援が必要です。そして私たち教師もこれからもっと勉強して
生徒たちによりよい授業をしてあげられるようになりたいです。」
Kunmuoykea先生は子供の未来を作る教師という仕事に情熱と誇りを持つ素敵な先生でした。
今回お邪魔させていただいたSrasbeng Primary Schoolの皆さん、ありがとうございました。
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