こんにちは、インターン生の本多です。
インターン18日目になりました今日は、先日CBBでインターンをしてよかったな、と思った瞬間をお伝えしたいと思います。
日本の夏といえば...
先週金曜日、CBBスクールでは文化授業などの意味も含め、日本の夏の風物詩である夏祭りを開催しました。
子供達は皆、割り箸で作った割り箸や手裏剣で的当てをしたり、自分の名前を習字で書いてみたり、ひらがなを使ったビンゴをしたり、カレーを食べてみたりと、インターン生とコミニュケーションを取りながら、思い思いの時間を過ごしてくれました。
そんなとき、2人の女の子が私に習字で「I love you, shiho」と書いた紙を私にくれたのです。その写真がこちら。
こちらのスレイマッとスレイポブ。
私がCBBにやってきた時に、特に苦労したクラスの中学生の女の子グループの中の2人です。カンボジアの子供達も日本の子供達と同じように、思春期になると難しいお年頃です。
集団でCBBに来てはパソコンだけして帰ってしまったり、授業中にみんなでトイレに行ってしまったり、いくら授業をすると声をかけてもパソコンにへばりついていたり、はたまた授業中仲間内でお喋りして授業を聞いてくれなかったり、、、。
授業をするのは嫌とは思いませんでしたが、何というかやり辛さやアウェイ感を感じる瞬間がチラホラありました。
しかしながら、このやる気のなさが逆に負けず嫌いの私に火をつけました。
「このクラスの子たちを楽しませたら勝ちだ!」そんな想いがふつふつと湧き上がって来ました。
それからというもの、彼女たちと毎日毎日とことん向き合いました。少しナメられて友達感覚になった方が良いのではないかと授業中におどけてみたり、自分も中学生の時のおませな気持ちを思い出し彼女たちに付き合ったり、彼女たちのやる気になれば、と少しのことでもあり得ないくらい大げさに褒めたり。
彼女たちの心をつかもうと、彼女たちとより深い信頼関係を築こうと奮闘しました。
そんな風に毎日向き合って来た、彼女達が「teacher, teacher」と寄って来てわたしにこれをくれた時は本当に嬉しかったです。嬉しすぎてハグをしてしまうくらいでした。
一生懸命頑張った時に貰えるご褒美のような、彼女達からもらったこれは心温まる贈り物でした。
確かに以前と比べ彼女が授業を受けてくれる時間が増えた気もするし、頑張って日本語を覚える姿も以前よりみられる気がします。しかし、彼女達に私の授業や接し方がどう響いていたかはわかりません。
CBBでよかった
でも、1つ確かなことは、私が少し奮闘したことで彼女達から歩み寄って来てくれたこと。その時本当にCBBでインターンしてよかったな、と思いました。
私が今回好きなように授業を編成したり、彼女に合わせたやり方でできたのもCBBの型にはまらず、自由に何でもやらせてくれる環境であるから。自分で考え、自分で行動ができる環境であるから。
時にはこの環境が辛いこともありますが、考え抜いて、行動に移し、続けることで、今回のように1つの成果が上がった時、その喜びが何倍以上にもなることを今回知りました。
わたしのインターンはまだまだ続きます。
このCBBの環境でまだまだ彼女達とわたしのやり方で向き合い続け、「いつか日本語って面白い!楽しい!」と言ってくれるような日を目標に、今日も地道に努力を重ねていきます。
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