こんにちは、お世話になっております。インターン生の川崎です。
8月に入り、まだまだ暑いカンボジア、そんなスクールで...
この記事の目次
CBBスクール夏祭りを開催しました!
今回の目的は3つあります。
➀日本文化に浸ってもらう
日本といえばこれでしょ!と自信をもって言えるようになってほしくて、日本の折り紙、習字、カレーを用意しました。
インターネットで調べれば日本の文化紹介の記事や動画はいくらでもでてきますが、自分で実際に経験するとそれだけ心に残りますよね。
②日々の勉強成果確認、披露
毎日ひらがなを唱え、少しずつ会話練習もしている生徒たち。目に見えてその成果がわかるほうがいいのでは、ということでひらがなビンゴと習字をしました。
③新しい生徒獲得
これはカンボジアの口コミ社会を上手く利用する作戦です。本当でも嘘でもとにかく噂大好きなカンボジア。今回の夏祭りを成功させることで日本に興味を持つ子を増やす狙いです。
そしていくつかのブースを用意し、生徒と交流する中で気が付いたことがあります。
生徒はアイデアマン
私たちが考えていたのとは違う遊び方を発明する柔軟性には何度も驚かされました。
・手裏剣風車
「ティーチャー、テープ持ってる?」と私のところにやってきた男の子。
「持ってるよ。何に使うの?」と聞くと、
「これを貼りたい。」と手裏剣とストローを見せてくれました。
どうやら組み合わせて風車を作りたかったようです。
手裏剣はかざったり、投げたりするだけだと考えていたので、この発想に驚きました。
そして手裏剣に名前を書いてプレゼントしてくれました。
・水風船でいろいろ
日本から持ってきた水風船。タライに浮かべていたのですが、
生徒が「輪ゴム、ちょうだい。」とやってきたので、どうするのかと見ていると、風船に上手く巻き付けてヨーヨーを作っていました!
また風船をいくつかくっつけてお花のようにする子もいました。
一つの道具から無限に生まれる遊び。子供たちの発想力に驚かされました。
日本語、上達してる!
一番勉強の成果が見えたのは習字です。紙に生徒の名前を書いてあげると、それを見ながらすらすらと補助なしで書いていきます。
筆を握る手に迷いはなく、書きあげるスピードにびっくりです。中にはお手本なしで書く子もいました。
そしてそんな生徒たちからの嬉しいプレゼントがこちら。
名前を書いてくれました。一人何枚も、何回も書いては見せにきてくれます。こんなにかわいい子たち、「ありがとう!!!」とハグしないわけにはいきません。
書いてくれた名前はスクールの教室に飾りました。日本の小学校と同じ景色です。
CBBスクール夏祭りは停電とスコールとともに終わりをむかえました。
夏祭りを企画し、子供たちに楽しんでもらいたい!と思っていましたが、一番楽しんでいたのはインターン生だったのかもしれません。
子供たちの想像力、書いてくれたわたしたちの名前…
生徒の勉強成果を楽しみにしながらも、ひらがなを勉強し始めたのは最近だから…とどこかで思っていた部分もあったと思います。
しかし私の想像以上に日本語を身に着けていた彼ら。今日勉強したことが明日完璧に使えるようになるわけではないかもしれない。
三日後、一週間後、一か月後かもしれない。それでも歩みは亀でも、その一歩は確実に前に進んでいる。その歩みをサポートできるようにスクールをさらに進化させたいとおもいます。
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