こんにちは。皆様、いつもお世話になっております。事務局員の常岡です。
私は先日現地入りをして5回目のカンボジアを楽しんでいます。
初日から訪問事業を2つ行い、あわただしいメンバー渡航の幕開けとなりました。
本日はBELTEI大学に訪問させて頂いたときのことをご紹介します。
BELTEI大学とは
BELTEI Groupとは教育部門・建設部門・旅行部門・慈善事業部に分かれる大企業で、教育部門ではインターナショナルスクールと大学、留学生を輩出する会社を運営しています。
2002年に英語塾から始まり、現在プノンペン市内に18つのキャンパスがあります。(さらに、2つのキャンパスが建設中とのこと。)
1000人の定員に対して、3000人の生徒が受験する倍率の高さで、近年人気が高まっています。
ビジネス管理・人間性と美術教育・法律と社会科学・観光とホスピタリティ・エンジニアリングと建築・ITと科学の6学部が設置されています。
生徒が英語のみを使うインターナショナルプログラムでは、最近クメール語と英語を両方使うナショナルプログラムも追加されました。
スピーチコンテストを行ったり、生徒の能力を向上させるイベントも開催しています。
生徒の卒業後の進路は英語の先生が多く、その次に一度社会人になってから起業する人が多いと伺いました。
英語の先生の需要は増えていて、大学の先生として就職するケースも多いそうです。
英語の能力を育てることで将来の選択肢が広がるのだと感じました。
個人の商店が発達しているカンボジアで、マネジメントや経営に必要な素質を身につけると収入の向上につながるため、ビジネスを中心とした学部の設置に納得しました。
BELTEI大学との繋がり~出会いは法政大学にて~
BELTEI大学では12か国の大学と協定を結んでいて、交換留学も盛んに行われています。
日本では法政大学と福井大学とMOU(国際交流協定)を結んでいて、昨年法政大学にてBELTEI大学総長の講演会が開かれました。
そこではカンボジアの歴史から観光産業、教育制度などについてお話しされていて、CBBメンバーの何名かが参加したことからご縁を頂き、今回の訪問が実現しました。
国を担うリーダーを育成する~BELTEI大学訪問から活かせること~
BELTEI大学は未来のグローバルリーダーを育成することを目標にしているそうです。
CBBスクールでも生徒の考える力を育成して、自分の力で未来を切り拓けるようになってほしいと願っているため、どのようにその目標を達成しているかヒントをもらいたいという思いがありました。
また、BELTEI大学では学生の学力向上だけではなく、道徳も大切にしているため、学生のボランティア活動を推奨しています。
海辺のゴミ拾いなどすでに実行に移されているプロジェクトもあるため、その一貫としてCBBスクールで英語を教えるボランティアプログラムを実施できたらと思い、お話をさせて頂きました。
国を担う人材になるBELTEI大学の学生にとって、生まれ育ったプノンペンだけではなく地方の現状を知って幅広い視点を持つことは必要です。
CBBスクールにとっても、英語の授業レベルを上げることが課題であるので、いつか協同できる日が来たら嬉しく思います。
当日は秘書の方から、1時間程度BELTEI大学についてお話を伺った後、総長から留学プログラムについてや今後の繋がりについてお話することができました。
BELTEI大学の皆様、お忙しい中本当にありがとうございました。