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地図から学ぶ知らない世界 / 授業をスムーズにするための教材づくり

投稿日:2017年9月26日 更新日:

お世話になっております。長期インターン中の勝間田です。

授業自体は18日目ですが、現地に来てから約1か月の月日が経ちました。

最近は、少しずつ気温が低下し、肌寒さを感じる回数が増えてきているなと感じています。

今日は、10時から教材作り、13時から授業、17時から研修といういつも通りの流れでした。教材は2種類作成しました。

1種類目は、以前掲示した世界地図に新たな国旗と国名を追加すること。

先週の大掃除ででてきた国旗パズルで子供たちが遊んでいる際、世界地図と照らし合わせて国名や国旗を確認していました。

残念ながら、ベトナム、ノルウェー、アイルランドなどなどの国旗が、パズルにはあるが世界地図にはないという状態が発生。

子供たちはわからずじまいという展開でした。

今日は、パズルと世界地図にのっている国旗と国名を一致させる作業を完了させました。

これが、教材作りで意識しないといけないポイントだと私は思っています。

大事なことは、掲示物や他の教材と関連をもたせること。

例えば、カルタで使っている動物や果物を他の場所や会話にも使っていったり、掲示物と教材を関連つけさせて、授業でやったことを、掲示物を見ることで復習することができる環境にしたりすることを意識しています。

細かいことですし、それが有効かどうかは定かではありませんが自分なりに意識して作った教材が、子供にどんな影響を与えているかは研究の余地があると思っています。

2種類目は「がぎぐげご」などの濁点のついた文字のカルタをもう1セット作成すること。

作成理由は、生徒数が多いことから生じた不自由を解消するためです。

14時半から始まる日本語の授業は、多い時で1グループ10名を超えてしまいます。

例えば字をノートに書くとき、カルタをするときも、なるべく少人数のグループを作って授業をしたいです。

そうなると、同じ教材が複数ないと同時に授業できません。

日本の学校は便利でした。

パソコンで作成し、拡大縮小自由自在のスーパー印刷機で印刷、ラミネートをしたあとは裁断機でガシャリ。

現在の環境だとそうはいきません。

印刷したあと、はさみでカットし、少しでも頑丈にするため、小さく切ったクリアファイルに挟み、周りをテープで補強します。

大変ですが、作ればそれだけ子供たちに還元できると信じて手を動かすしかありませんね。

教材を作るポイントの2つ目として、なるべく長く使えるように、頑丈かつきれいに作ることを意識しています。

子供が扱っていると壊れやすいですし、きれいな方が子供が喜ぶからという単純な理由です。

あと、物は大切に使うものです。頑張って作った教材…何日もつか心配です。

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