お世話になっております。長期インターン生の勝間田です。
村で過ごす休日
土曜日、日曜日と休日は村にいることが当たり前になっています。
カンボジアに来たばかりのころは、インターン生が私1人でストレスが溜まり、リフレッシュが必要だと感じていたころはよくプノンペンに行っていましたが、ここ数か月は何か用事があったり、長期休みだったりしない限りは村にずっといます。
村で家族、友達、子供たちと一緒に過ごしていた方が楽しいというのが最大の理由でしょう。
先週の土日も村で過ごしました。他のインターン生はプノンペンに行ったため、日本人は私一人でした。
日本人一人で村にいる機会というのも、私の帰国が近づくにつれ少なくなってきました。
土曜日は午前中から近所のおじさん達とワイワイ過ごし、午後は子供達と遊びました。夜は家族や大工たちと過ごし、充実した1日を過ごしました。
日曜日は朝から友達の家に遊びに行き、友達の姪と甥と遊び、そこの家族と話をしていました。来週その家で結婚式があるため、そんなことを話しながら過ごしていました。
子供たちと遊びすぎて私は今筋肉痛です。あれだけ子供持ち上げ、振り回し、遊んであげたら当然でしょうか。
2日後ではなく1日後に筋肉痛が来たことを素直に喜んでいます。
生徒との思い出
午後からは生徒と会う約束がありました、時々ブログでも紹介しているパニャという17歳の男の子です。
一緒にサッカーをしようという約束でしたが、急遽サッカーができなくなったため、彼の別居している母親に一緒に会いに行きました。
その日は快晴で、群青色の空と真緑の田んぼ、牛がおり、高い木がつくる絶景の中、二人で語り合いました。
彼とは毎日たくさん勉強をしました。
私は彼に日本語、理科、数学、日本文化を教え、彼から私はクメール語やカンボジアの歴史や文化をたくさん学びました。
彼は私のクメール語をとても良いと褒めてくれますが、それは彼のおかげです。
一期一会、素敵な出会い
私の帰国が近づいているため、彼との話も普段のくだらない話から少し違う話になりました。
いつプノンペンの学校へ行くのか、将来はどうするのか、彼は先生を目指しているのでカンボジアと日本の学校や教員についても話しました。
彼がどういう未来を見据えているのか。
また、私の将来のことについても聞かれたため、そんなことも話しました。彼はいつか日本に遊びに行きたいと以前から話してくれます。
富士山に登りたいと言います。金閣寺に行きたいと言います。私の家に行きたいと言います。私のことが好きだと言ってくれます。
寿司(生魚)は絶対食べられないという彼に、美味しいんだとお互いの意見を主張し合ったことも懐かしい記憶です。
彼は「私が日本に行ったらあなたに会いたい」と言ってくれます。私は「もちろん」と。「待っている」と。
彼が就職して働き、お金を稼いでいくまでにはまだ年数がかかります。
それまでに私がカンボジアに来て再会すると思うので、次に会うのが日本ということはありませんが、彼と日本で会うという約束が、いつか叶う日を夢にみます。
のんびりとした時間の中で、彼とゆっくりといろんなことを語り合って過ごしたこの日の時間がとてもかけがえなく感じます。
「一期一会」。彼との出会いをとても嬉しく思います。
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