国際協力NGO CBBインターンの地下です。
カンボジアに到着して35日目になりました。
1か月以上滞在すると、村での生活が当たり前になり、
この記事の目次
村の人とのコミュニケーションが減っているのに気づかされました。
3日前からスクール見学に訪れている木原眞琴さん。
カンボジアに来ることは初めてでした。
何もかもが新鮮な光景。
飛び交う言語は暗号。
そんな中、一生懸命村の人とコミュニケーションを取る姿は、最初に私がカンボジアに訪れた時の気持ちを思い出させてくれました。
言葉は全く通じない中でも、積極的に村の人の輪に飛び込み、言語以外のコミュニケーションでお互いに対話を楽しんでいました。
木原さんが楽しむからこそ、村の人も関わることを楽しみ、工事のおじさんとは1時間ほどコミュニケーションを取っていました。
スクールの子どもたちにも森の中に連れられて、私も行ったことのない場所に連れて行ってもらっていました。
この4日間は、私自身もこの35日の中で一番村の人とコミュニケーションを取りました。
カンボジアでの生活が当たり前になり村の人とコミュニケーションよりもCBBスクールの業務でパソコン作業をしている時間が長かったです。
この4日間は事務作業よりも村の人との時間を大切にしました。
1日村で生活し、積極的に表に出ると、多くの村の人に声をかけられます。
今日は村の人との関わりについて書いていきます。
朝7時:市場に向かいます。
市場は多くの朝ご飯を食べる村の人で賑わいます。
多くの店から朝ご飯を食べる場所を決め、お店の人との対話が始まります。
「いつ日本に帰るの?」「カンボジアで何をしているの?」「美味しい?」
他愛もない会話が食事中に続きます。
その後は、氷を買います。
カンボジアは暑いので1日に2度氷を買います。
氷を買うことで、スクールでも冷たい飲み物を飲むことができます。
毎回「どこから来たの?」「どこに行くの?」「今日は暑いね。」
毎日買いに行くので常連さんになり、店に入った瞬間氷を準備してくれます。
昼11時:ママが「ご飯出来たよ。食べよう」と呼びに来ます。
食事中はママとの会話を楽しみます。
ママは容赦なくひたすらクメール語で話してきます。
しかし、不思議とママとは会話が出来てしまいます。
ママは、日本人のクメール語に合わせて話をしてくれて、時折日本語を交えて話します。
ママはこれまでに出逢った中で、一番言語以外のコミュニケーション力があると思います。
擬音語、ジェスチャーを用いて伝えてくれます。
ママは一生懸命私たちにクメール語を教えてくれて、逆に日本語も教えてくれるように言います。
ママは驚くことに、日本語を日本人から学び、一冊のノートにまとめています。
ママは本当に日本人とコミュニケーションを取るために陰で努力していました。
ご飯を食べた後は、スクールにいる工事のおじさんと話します。
工事のおじさんも容赦なくクメール語で話してくるのですが、ジェスチャーで一生懸命伝えてくれます。
スクールの工事のために、朝早くから昼過ぎまで工事が続きます。
休憩の時は私たちのところにきて、沢山話をしてくれました。
私たちが洗濯をしていると、洗濯の仕方を教えてくれたり、一緒に写真を撮ってくれたりと気さくに関わってくれます。
午後1時:チャンタ―スクールとCBBスクールの授業が続きます。
ここでは、子どもたちを始め、学校を経営する家族と触れ合う時間もあります。
このようにCBBスクールでは、私たち次第で一日中村の方と関わることができます。
業務と並行して、村の人との関わりも大事にすることの大切さに気付かされた4日間になりました。
明日からも村の人と積極的にコミュニケーションを取っていきます。
それではチョムリアップリア。
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