みなさんお世話になっています。インターン生の脇坂です。
時期的なものもあるのだと思いますが、最近雨が降らず太陽が出てとても暑いです。
また近いうちに雨が降るかもしれないので、その対策をしっかりしたいと思います。
今回は学生たちと会話をする中で気づいたことをまとめたいと思います。
教育で工夫が必要な日本語
メコン大学の日本語ビジネス学科の学生は、日本語がとても上手で上級生になると基本の日常会話は日本語でするようになります。しかし、やはり学生たちと日本語で会話をするときに忘れてはならないことがあると、私は個人的に思っています。
それは、簡単にいうと工夫をするということです。彼らの日本語能力はとても高いと感じます。しかし、語彙数というものは今の段階ではやはり限界があり、我々日本人が日本人と会話をするような単語を使ったりすると、学生たちはわからなかったりします。
また、日本人がよく使うカタカナ英語の単語を使うと、イントネーション、発音などが日本語化されていて、理解することが難しいです。ですので、日本人からすると少し回りくどい言い方になってしますこともありますが、詳しく丁寧に話すことが重要です。
また、話すスピードにも気をつける必要があります。書いたり、読んだり、話したりは学生たち同士でたくさん練習することができます。しかし、日本人の話すスピードは学生たち同士では難しいと思います。
きっとこれは日本語能力検定の結果にも関係しています。多くに生徒がリスニングが難しいと言っていたからです。学生たちのためにも、話すスピードには気をつけ、徐々に日本人と同じスピードに慣れていくほうがいいと思います。
以上のことから、学生たちと会話するには多くの工夫が必要なのです。
英語で会話すると…
1年生の数人は、日本語がまだそこまで上手ではないので、英語を使って会話をします。
英語で会話をすると気づくことがあります。それは私の日本語の発音の英語、学生たちのクメール語の発音での英語では確実にコミュニケーションを取ることが難しいということです。
きっとお互いそれぞれの母国語にある発音で英語を発音するため、クメール語、日本語に共通する発音が少ないため通じにくいと思っています。
しかし、お互いにmessangerなどで英語を使ってやり取りをすると会話よりもスムーズに意思疎通が可能です。また、生徒によっては日本語より、英語の方が得意という人が多いので、業務連絡、中身のある話は英語で行っています。
本当に学生たちの言語能力の高さには感心してしまいます。生徒たちにも負けずに、日本語、英語、ドイツ語、クメール語を身につけてあらゆる言語で会話できるようになりたいです。
奥が深いカンボジアのクメール語
学生たちと日本語、英語だけでなくクメール語も使って会話をしています。前者の2カ国語ほど話すことはできませんが、単語を拾ったり簡単な会話はできます。
というのも、前回の渡航でカンボジアにはまってしまい、帰国後、大学の図書館の本を借りて、独学で勉強をしたからです。
日本にいる間、クメール語の読み書きを重点的にやっていましたが、やはり母音の数が日本語よりはるかに多いので、カタカナでふりがなを振っても人それぞれだったり、それをそのまま発音しても全く通じないとわかりました。
どの言語もそうですが、実際にその言語を使っている国に行ったり、その国の人と交流をし、使わないと身に付かないんだなと感じました。
ドイツ語を普段から英語よりやっている大学生活なので、外国語を学ぶということにはそこまで抵抗はなかったのですが、やはり実践して失敗や成功を繰り返して、それが自分のものとして初めて習得されるということを改めて感じました。
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