カリキュラム / 授業 / 教材

教室の壁に地図を掲示:日本や世界を学ぶための貴重な情報源に

投稿日:2017年9月7日 更新日:

お世話になっております。長期インターン中の勝間田です。

最近は部屋の模様替えをしました。わずかですがきれいになったと信じています。

昨日、夜中にお祭りに行ってきました。現地の人々との関わりは大事にしたいです。

起床後、体調が悪く、悪戦苦闘しましたが、午前中は教材作りと授業作り。

今日は動物についての授業用の教材を作りました。教材作りが毎日の日課となってきました。

教材自体の評判は良い方だと思っています。ただ、「もっとわかりやすく」にこだわっていければと思います。

約1週間前に作成した、壁に掲示してある日本地図と世界地図。

日本だったら県と有名な観光地や場所、国花や食べ物、世界地図だと、国旗と国名の写真や文字を書き入れていることで、だいぶ教材としての掲示物っぽくなってまいりました。

ひらがなカタカナを教わっている初期レベルの子たちは、読んだり、覚えたりすることは難しいかもしれませんが、写真や形を見て、視覚的に学ぶことができているでしょう。

また、日本語を少し話せるような、中級レベルの子たちは、テキストに出てくる日本語の文章の中に出てくる国名や県名を、地図を見て知ることができるので、大変便利と感じることができています。

年齢やレベルによって掲示物の見方やとらえ方が変化することは当然ですが、日本や世界を学ぶ上で貴重な情報源となっているのではないでしょうか。

14時半からの日本語の授業。

私が受け持っているメンバーは、ひらがなを音では覚えていますが読めません。

パッと出された文字をよむことができなかったり、ひらがなで書いてある単語を読めなかったりするので、学習効率が悪いです。

まずは、とにかくひらがなを読めるようになることが最優先です。

今日は、前時までの復習をした後、ひらがなを読む練習をしました。

声に出して読んでいく。次に、50音を書いて覚えていく作業…をしようと思ったのですが、子供たちは以前やったことがあるからの一点張り。

ここが難しい所だと思います。やったことがあるというだけで、クリアしたと思ってしまう子が大変多いです。

最終目標は50音を読むことができることです。

伝えきれない、もどかしさ

「今、全部を読むことはできないから、練習が必要だよね。だから、書いて覚える練習をしよう」と、しっかりと理由を伝えてあげて、納得させてあげたいのですが、言語の壁に負け、右往左往。

なんとか子供たちを説得。無事ノートに書かせることに成功しましたが、意図をわかって書くのと、ただの作業では定着に差が出るでしょう。

しっかりと説明できるようにクメール語の勉強に励みたいと思います。

この子たちの成長はまた書いていきたいと思います。

やる気があり、明るく、できるようになったときに満面の笑みを浮かべる子供たちです。これからが楽しみですね。

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