皆さまお世話になっております。
法政大学新二年生の成田彩花です。
今回、私は2週間のカンボジア渡航の個人プロジェクトとして授業改善に向けた取り組みをしました。
① 初めての授業
カンボジアに到着した三日後、最年少のクラスではじめて英語の授業をしました。
正直な感想をいわせていただくと、本当にしんどかったです。
最初の自己紹介のときは子供たちもとても真剣に話を聞いてくれて楽しく授業できそうだなと思いました。
今回は数(one two three……)を教えたのですが、まずノートに書いてくれません。
それどころか10分ほどたつと勉強に飽きて遊び始めます。
どうしたら真面目に聞いてくれるのだろうと考え、子供たちの好きそうなゲームを授業に取り入れてみたところ積極的に参加してくれました。
そのときのゲームとは、ホワイトボードに数字をちりばめて書き
「Where is 3?」という具合に生徒に数字を探させるものです。
② 授業体験から考えた授業改善プロジェクト
CBBスクールではインターン生が生徒たちに勉強を教えます。
しかし私も同様、初めて来た人はどのように授業を進めればいいのかわからず戸惑うことが多々あると思います。
また、前のインターン生と入れ違いだとどこまで勉強したのか、自分はどこから教えればいいのかわからないと思います。
そこで今回英語の授業改善プロジェクトとして
① 授業スケジュール(アルファベットから文法まで)
② 毎回の授業の流れ
の2つを主に作成しました。
1の授業スケジュールを作った狙いは、前の先生がどこまで授業をしたかさえわかれば、次に自分が何を教えるべきか簡単にわかるようにすることです。
そして2つめの毎回の授業の流れは、
最初の10分間:英語を使ったゲームや会話をして楽しく学習モードに切り替える。
40分間:授業
最後の10分間:授業の内容を用いたゲームなど
といったように、1コマ1時間のおおまかな授業の進め方の流れなどを決めました。
そしてこれらのものをまとめた紙をラミネートして教室の壁に、先生が授業中みれるようにはりました。
③ プロジェクトにそった授業をしてみて
私は普段、日本語を教えていたのですが最後の三日間英語の授業をさせていただきました。
一日目は生徒たちのレベルがあまりわからず、用意したゲームが簡単すぎるものとなってしまいました。
しかし二日目、三日目は前回の復習を兼ねたものにすることで楽しんでもらうことができました。
実際の内容としては、三人称単数のsの勉強をしたので
紙に「Studys」「Studies」と書いてどっちが正しいかあてるというものです。
授業はうまくいきましたが、今回のプロジェクトのデメリットは
「考えるのや準備に時間がかかる」ところです。
もっと話を詰めていって、ゲームや会話の具体例を書式化することで先生の負担を減らすことが授業継続のカギだなと思いました。