皆さまお世話になっております。
国際協力NGO CBBインターンの地下です。
カンボジアに到着して54日目になりました。
本日はこのブログを見たら、50分の授業の流れが分かるように英語の授業をまとめました。
もちろん、これは参考なので、授業をする際はオリジナルで新しいアイデアをどんどん現地の子供達のために出して、どんどん実戦してもらいたいとおもいます。
年齢 11歳から16歳
使用教科書 English for children
授業時間 50分
授業目標 英語を話せるようになること
授業の進め方
1.挨拶(1分)
先生:「Good afternoon, students.」
生徒:「Good afternoon, teacher.」
先生:「How are you today?」
生徒:「I'm fine thank you, and you?」
先生:「I'm fine thank you, too.」
「I'm too hot. I'm so hungry. I'm happy. 等」
「Please sit down.」
生徒:「Thank you teacher.」
2.日付確認(5分)
先生:「How are you today?」
1人の生徒に質問し、当てられた生徒は次の生徒に同じ質問を尋ねる。
全員が一言でも多く話す授業を心がける。
この時に、様々な表現を確認する。
先生:「What day is it today?」
生徒:「Today is .....」
この時に曜日の確認を毎日行うことで定着を図る。
ランダムに何人かの生徒に月曜から日曜まで英語で話してもらう。
先生:「What's the date today?」
生徒:「Today is .....」
この時に、曜日と同様に月と数字の復習を行う。
数字は順番に1から31までを英語で話してもらう。
先生:「How is the weather today?」
生徒:「It's.....」
この時に他の天気も確認を行う。
3.歌やゲーム(10分)
WiFiがあるので、YouTubeから「Simple English」と検索して簡単な歌を流します。
1週間で1曲歌えるようになることを目標に口ずさむ練習からしていく。
選曲の方法は、例えば色を前日に習ったら色に関する歌を選択するなど、自由に選んでくれたらと思います。
毎日同じ曲だと飽きるので、1週間で歌えるようになる目標になる曲を1つともう1つ毎日新しい曲を流すといいと思います。
4.復習(14分)
昨日習ったものを復習する。
まずは、先日習った文章を音読する。
そして、会話になっている場合はペアで会話をしたり、列ごとでパートを決めて読んでもらう。
単語の復習は先生がクメール語を言って生徒に書いてもらう。
クメール語がわからない時は、現地スタッフに聞くか、辞書を使って調べるとわかります。
5.新しい内容(20分)
基本的に授業は教科書を使い進めていきます。
まずは板書を行い、ノートに書かせます。
1人1人書くスピードは違うので、早く終わった生徒には「この読み方わかる?」と、英語・クメール語で聞いてあげて、読む練習をさせたり、英語の歌を流してあげて聞かせたりすることをお勧めします。
全員が書き終わると読む練習を行います。
まずは全員で読ませて、次に列ごとに読ませて、最後は1人ひとりに読ませます。
1人で読むことが分かると生徒は読む練習で手を抜きません。
みんなで読む時は読まない人も沢山いるので、もし呼んでない生徒がいたら、最初に1人で読ませて、練習の価値を伝えてくれればと思います。
全員で読み終わった後は構文練習を行います。
例えば次のような文章を初めて習ったとします。
「What is this?」「This is a pen.」
構文練習では「This is ....」を変えて身の回りのものを指して、練習を行なっていきます。
構文を伝えることが、応用力がつくことと、単語力があげられるので話せるようになる1つの近道です。
6.挨拶(1分)
先生:「Good bye students.」
生徒:「Good bye teacher, see you tomorrow.」
先生:「See you tomorrow.」
生徒:「Thank you teacher.」
挨拶はしっかり行います。
もし、途中で帰ろうとする子がいる場合は、元気がない場合はやり直しです。
最後はとにかく明るく、元気よく笑顔で生徒に帰ってもらうことが目標です。
元気よくすることで、明日もまた来たいと思ってもらうように心がけます。
継続して通う生徒が1人でも多く増えることを目標にインターン生に授業の腕がかかっています。
メリハリが1番授業をする上で大切です。
日本と同じで、生徒は十人十色です。
ムードメーカー役は積極的に前に出し、盛り上げさせ、話せない子は最初は1対1で話したり、ふざける子は長く叱るのではなく、一喝して後は笑顔で授業をしましょう。
一生懸命な生徒が学びたいと思える授業を作っていきましょう。
次回は高校生クラスの英語を紹介します。
それではチョムリアップリア。