お世話になっております、事務局インターンの脇坂です。
昨年は大変お世話になりました。
2019年も引き続き、よろしくお願いいたします。
さて、クリスマス、年越しをプノンペンで過ごした私ですが、そこで感じたことを紹介したいと思います。
クリスマス
カンボジアはご存知の通り、仏教大国です。
では、日本では一大イベントのひとつとなっているクリスマスを、カンボジアの人たちはどのように過ごすのでしょうか。
答えは、「流行には乗る」です。
少なくとも都市部の中の様子は、クリスマスというイベントには十分関心を持っているように思えました。
AEON、CITY MALLには巨大なクリスマスツリーがあり、クリスマスセールがおこなわれているのはもちろんのこと、ローカルのお店には子ども用のサンタの服なども売っていました。
自分は、カンボジアの人たちがここまでクリスマスというイベントに関与するとは思っていなかったので正直衝撃をうけました。
メコン大学の日本語学科の事務所の中にも、学生たちの作ったメリークリスマスと書かれた装飾や、クリスマスツリーなどが飾られていました。
思い出せば、ハロウィーンの時もAEONにいった学生たちからたくさんの写真が送られ、その中には仮装をした学生、お化け屋敷の写真などが多くありました。
きっと、キリスト教の本来のクリスマス、ハロウィーンの意味をちゃんと知っている人は少ないでしょう。しかし、イベントとして楽しむというところは日本と同じだと感じました。
年越し
年越しはどうでしょう。
私は、メコン大学の学生たちと大学で年越しパーティーをしました。
学生たちと事務所の中を装飾し、料理を作り、大きなパーティーとなりました。
そして、クメール語の音楽を歌って、踊ってみんなでカウントダウンをし、年を越しました。
大学からは見えませんでしたが、リバーサイドでは大きな花火があがったようです。
「1年の区切り」という意味ではカンボジアでも日本でもやることは変わらないなと感じました。
しかし、日本と決定的に違うことがありました。
それは1月1日つまり、日本でいう元旦にも現地の人は働いているということです。
滞在している場所の隣では、新しい家を作るために朝からカンボジアの人が働いていました。
また、メコン大学の授業も1月1日は休みではあるものの、1月2日からまた授業が開始されていました。もちろん田舎に帰っている生徒も数人いましたが。
卒業生で、日系企業で働いている学生でさえも1月3日からは仕事をしていました。
日本人からしたら、少し信じがたい状況なのではないのでしょうか。
カンボジアの人はその分4月のクメール正月の際にたくさんの休みを取っている印象が自分にはあります。
クリスマス・年越しをカンボジアで過ごした感想
クリスマス・年越しをカンボジアで過ごした感想は、あまり2つのイベント感を感じないということです。
長年日本で2つのイベントを過ごした私は、寒い気候かつ
クリスマスはケーキを食べ、家族と過ごし、プレゼントを交換する。
年越しは祖父母の家に行き、家族で紅白を見、おせちを食べる。
というイメージがとても強いです。
しかし、温かいカンボジアで日本の文化と関わらない時を過ごした自分は「カンボジアの変わらない日常」というものを過ごしました。
このような体験はとても新鮮で、日本で変わらない日常に変化を求めている人はおすすめの過ごし方です。
以上カンボジアから、新年の報告でした。
改めて引き続きこれからもよろしくお願いいたします。