お世話になっております。
NGOCBB長期インターン生の山下です。
11月になりました。
カンボジアでは11月から新学期がスタートします。
前回のブログでのお知らせしたように、住み込みスタッフのダエン、ソリ、ソパが1日から学校に復学しました。
ダエンは9年生、ソパは7年生、ソリは昔通っていたプロサム小学校に復学しました。
毎朝、早起きして、子ども達が制服を着て「いってきまーす!」と出ていく姿を見送るのが、私の日課になりつつあります。
新たなスタートを切り始めた3人。
と、一息ついていたところ、CBBに新たなニュースが飛び込んできました。
なんと、新しい住み込みスタッフがやってくるというニュースです。
11月5日と、6日、立て続けにCBBに新たなメンバーが加わりました。
今日は彼らを紹介したいと思います。
彼ら、ということは・・・
そうです。ひとりではない!
今回、CBBに仲間入りした住み込みスタッフは、なんと4名!!!
前代未聞の10歳から、15歳までの男の子たちです。
では、ひとりひとり紹介していきます。
ティーリーធារី・10歳
最年長、10歳のティーリー。
住み込みのソリと同じ、プロサム村の出身です。
ソリの復学の手続きをしに、プロサム村を訪れた際に、「住み込みになりたい」という希望があったため、親御さんと会ってお話をした結果、住み込みになりました。
学年は小学校5年生。
CBBでの生活が始まったばかりで、まだまだ緊張している様子。
彼は、学校が午後から始まるため、午前中は空き時間です。
そのため、午前中にインターン生と一緒に勉強をします。
ひらがなも始めたばかりですので、焦らずゆっくり、スクールに来ている子ども達と同様、まずは楽しみながらひらがなを学んでいってほしいなと思います。
まだまだ10歳。これからの彼の成長を見守っていけるよう、インターン生一同、頑張っていきます。
マカラーមករា・12歳
マカラーもプロサム村の出身です。
ソリと同じ、プロサム小学校の小学6年生です。
三人兄弟の長男のマカラー。とても落ち着いています。
そんなマカラーは、ひらがなの覚えが早いです。
午前中、学校へ行き、昼からCBBで授業をしますが、早くも「な行」まで覚えました。
一方、住み込みスタッフが早朝からサッカーをしている中、ひとり真っ先に家に帰ったりと、マイペースな一面もあります。
きっと、誰よりも家族おもいなのだと思います。
彼のペースを大事にしながら、CBBでの生活を支えていきたいと思います。
ソックンសុគុណ・14歳
ソックンも、プロサム村の出身です。
ティーリーと同様、ソリの復学の手続きのためにプロサム村を訪れた際に出会いました。
14歳の彼は、ダエンやソパが通うスラチョー中学校に通っており、学年はソパと同じ7年生です。
彼も、とても小柄ですが、しっかりした面をもっており、ティーリーやマカラーのお兄ちゃん的存在です。
また、誰よりも礼儀正しく、どこか出かけたかったり、お菓子を買いに行きたかったり、
サッカーに行きたいときにはインターン生のところへきて
手を合わせながら、クメール語で「〇〇へ行ってきてもいいですか?」と言いに来てくれます。
その姿がかわいく、ついついこちらも「いいよ~いってらっしゃい!」とほんわかした気持ちになります。
やんちゃな面もありますが、勉強に遊びに一生懸命のソックンがこれからのびのびとCBBで生活できるよう見守っていきたいと思います。
ポンប៉ុន・15歳
今回、新しく入った住み込みスタッフの中でも最年長のポン。
タングロサン出身です。
中学校もタングロサンにあり、遠い中毎日通っています。
彼は、とても静かで、初日はすごく緊張しているのが伝わってきました。
他の住み込みスタッフとは出身も学校も全く違うので、彼にとっては新しいことばかりです。
ですが、最近は、他の住み込みの子らと一緒にご飯後に集まって話す姿や、
土曜日に朝から一緒にサッカーをする姿があり、大丈夫そうだな、と安心しました。
学校が遠いため、朝に出て、夕方に帰ってくる、というハードな生活を送っていますが、
そんな彼が安心してCBBで勉強できるような環境を作り上げていけたらと思います。
住み込みスタッフ、総勢7名
7月からCBBで生活を始めた、ダエンソリソパに加え、
今回4人のスタッフが増え、総勢7人での生活が始まりました。
今、住み込みの先輩であるダエンソリソパは、日替わりで新しい住み込みへの授業を行っています。
住み込みの先輩が、後輩を支える。
まさに、住み込みプロジェクトが目指している理想の形です。
人数が増えると、その分課題点も出てくるかもしれませんが、日本人インターン生やカンボジア人スタッフ、みんなと協力し、
楽しいCBBライフが送れるよう尽力したいです。
これからも、彼らの応援をよろしくお願いいたします。