皆様、いつもお世話になっております。現地インターンの石出です。
6月も中旬になりました。カンボジアでは雨季が始まり、今一番困っているのは、CBBスクールでの虫対策。
スコールが降った日の夜はお風呂にも寝る場所にも虫が大量発生するため、悩みの種。。
どうにか雨季を楽しめないかと、楽しみ方を模索中です(^^)
(月例テストの日でもあったこの日。カンニング防止体制が厳重にしかれ、テストが行われました。)
さて、6月15日は何の日だったでしょうか?
実は6月15日はCBBスクール生徒100人達成の目標日でした。
4月。私が赴任したときには生徒は20人がいるかいないか、、まず、何人の生徒がいるかも誰も把握していないような状況でした。
スタッフの成長に驚かされることはあったものの、塾としてのクオリティは正直散々なもの。
お金の管理はおろか、生徒が来たらその時間に日本語を1時間教える、という暗黙の了解の元、何を聞いても「オッダン!」(知らないよ!)と口をそろえるスタッフ。
このままではCBBスクールが終わっちゃう。。!!
より多くの子どもたちに教育を届けるため、その一歩がスクールの黒字化だと自分に言い聞かせ、この一か月日本語を教えることはソムナンをはじめとする現地スタッフに任せ、スクールのマネジメントに力を注いできました。
(1ヶ月お疲れ様会のために、スタッフ全員で食事へ。みんな頑張りました!!)
一番に力を入れていたのが、生徒集客のためのプロモーション活動。
実際にスクール近くの子どものいる家を現地スタッフとともに家庭訪問し、CBBスクールや日本語・英語を学ぶ大切さについて両親に説明。勉強したい!と興味がある両親には、授業料や場所などを説明。また、日本人が駐在していることも話しました。
一軒終わったらまたすぐ隣の家。終わったらすぐ向かいの家。
こんな気が遠くなりそうな、いわば営業活動を、1ヶ月間40度のカンボジアで続けてきました。
私が日本人だから、訪問する家々の皆さんはみんな温かく迎え入れてくれます。
日本にいた時は、「飛び込み営業なんて絶対にできない!」と思っていたけど、訪問して色んな家族の話を聞くたびに、新しい発見をもらえるみたいで、楽しく営業活動をやっていました。
教育熱心なお母さん、ニコニコして聞いてくれるお父さん、足に障害があり学校に行ったことのないという子、学校を辞めて今週から仕事を始めるという子、韓国語を勉強したいという子、、
現地の両親がCBBスクールにどんなことを求めているのかを知る、いい機会だったと思っています。
どちらかというと大変だったのは、プロモーションに行きたがらない現地スタッフや暑さとの闘い。
それでも1か月が経ち、何とか目標日を迎えましたので報告させて頂きます。
【6月15日(水)現在 CBBスクールチュンプレイ校 生徒数】
(英語)
① 7:00~8:30 18人
② 9:30~11:00 7人
③ 13:00~14:30 27人(レベル別2クラス編成)
④ 15:00~16:00 3人
⑤ 16:00~17:00 3人
⑥ 18:00~19:00 4人
(日本語)
⑦ 13:00~15:00 8人(レベル別2クラス編成)
⑧ 15:00~16:00 3人
⑨ 16:00~17:00 2人
⑩ 17:00~18:00 3人
合計 78人
(テストのあとのご褒美にパソコンでジブリ映画のDVD上映をしました。ソムナンが一番嬉しそう。)
目標の100人は達成できませんでしたが、黒字化に向けて一歩を踏み出すことができた1ヵ月になったと思います。
今後も引き続きプロモーション、そして塾としてのクオリティをあげる施策を打っていく1か月にしたいです。
応援よろしくお願いします!