皆様いつもお世話になっております。
法政大学法学部国際政治学科1年の常岡晴恵です。
3/25(水)に日本にいるメンバーとカンボジアのCBBスクールをSkypeでつなぎ、日本語教室と英語教室で授業を行いました。
(▲子どもたちはSkypeに興味津々です!)
日本語教室ではまず最初に簡単な自己紹介として名前と歳を日本語で伝え、そのあと生徒一人ひとりに「あなたの名前はなんですか」と「何歳ですか」と問いかけ、日本語で答えてもらいました。
みんなは恥ずかしがりながらも丁寧に答えてくれました。
英語教室では写真を見せながら3分程度の自己紹介を行い、生徒や生徒とカンボジア渡航中の思い出や日本のことなどを話しました。
(▲日本語の教科書を楽しそうに見ています)このような授業スタイルを取り入れようと思った理由は2つあります。
渡航中は日本人が常にスクールにいるため、先生も生徒も刺激を受け、意識を高くもって勉強をしてくれていました。しかし私達が帰るとやる気が落ちてしまうのではないか…
他の塾とは違い外国人がいることがCBBスクールの魅力であり、評価されていたのでせっかく入塾してくれた子をがっかりさせてしまうのではないか…
という心配がありました。
もう1つは、帰ってからスクールをほったらかしにするのではなく、日本にいながらでも授業作りの根幹に携わり現地の先生であるソムナン、ローンとともにさらに授業プログラムの質を上げ、より多くの子に学力の向上を実感してもたいと考えていました。
そのため、日本に帰ってすぐ企画を実行に移しました。
実際に授業をしてみて、渡航中に仲良くなった生徒や先生が笑顔で迎えてくれてうれしかったです。
渡航をしていないメンバーも授業後に「はやくカンボジアに行って、子供達に会いたい」と言っていました。
生徒も次の授業を楽しみにしてくれているようです。
このように、定期的に現地とつながることは生徒にとっても国内メンバーにとっても良い影響を与えるのだと思いました。
行き詰まりを感じた時も子供達の笑顔にふれることで、この子達のために頑張りたいとまた前を向くことができます。
そして、生徒達も毎週水曜日を楽しみにスクールに通い、私達とコミュニケーションを取りたいという気持ちが原動力になって勉強を頑張ってくれるとうれしいです。
また、今回の授業を通じて課題も見つかりました。
与えられた20分は帰着点を決めてから臨まなければ限られた子とのみ話す時間になってしまうので、覚えて欲しい文法や構文を設定して会話の授業のようにしたり、日本文化を紹介するなど一回一回の質を高める工夫もこれから考えていきます。