あの生徒はいま / 顔の見える支援

CBBスクール生徒紹介第1弾!

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こんにちは。皆様お世話になっております、CBB学生代表の石出恵です。

CBBスクールが正式開校して1か月が経過しました。現在約50名の生徒がCBBスクールで日本語と英語の勉強をしています。

なかには工場で働きながら日本語を勉強する生徒も増えるなど、大人にもCBBスクールの存在が知られるようになったようです。

そのため、今週から大人用クラスを設定しました。

 

私がCBBスクールにいたのは1ヶ月。たった1か月でもたくさんの生徒の顔と名前を覚え、交流することができました。

今日はCBBスクール日本語クラス私の自慢の生徒をご紹介したいと思います!(笑)

紹介1

一人目はTong Ching(通称:とん)

先日誕生日を迎えたばかりで、13歳になりました。中学1年生です。

お父さんが学校の先生。彼の家はゴミを回収する収集場所。(ゴミを回収する人ではなく、その親元。だから比較的お金持ちです。)

CBBスクールができる前は別の英語スクールに1年間通っていたというトンは、スクールに通う中学生以下の子どもたちの中で唯一英語でコミュニケーションが取れる子どもです。

彼がスクールに通うようになってから、いつも遊んでいた子どもたちの通訳をしてくれるので、子どもたちと意志疎通ができるようになりました!

「このスクールは外国人が多いからいい。ずっと日本人にいてほしい。」

家庭訪問に言ったとき、トンもトンのお母さんも同じことを言っていました。(彼は英語と日本語をCBBスクールで学んでいます。)

この村で英語が話せたら全然違う。トンに会って、英語教育の重要性を強く感じ、また、親の教育への関心でこんなにも学力差がでるのかと驚きました。

トンの家庭は比較的裕福で、お母さんも教育に関心を持っています。

もっとトンのような家庭が増えたら、カンボジアの教育水準は向上するのではないかと思います。

お別れのとき一番寂しそうにしていたトン。他の子どもたちよりも賢い分、お別れの意味をちゃんと理解していたからなのかもしれません。

「今は僕はカンボジアで勉強するから、日本にはまだ行かない。でも、勉強してから日本へ行きたい。」

次の夏はお互い英語の勉強をそれまで頑張ること、そして日本語で会話しようねと約束しました。

 

kei5

スレイポウとチェン。(▲私の最終日の写真です。)

2人とも16歳。大人っぽいですが、まだ高校1年生。2人は兄弟らしいです。(友達ではなく、brotherだと言っていました。)

高校生の中で一番早くCBBスクールに来てくれた生徒。英語でのコミュニケーションが取れるため、仲良くなるのも早かったです。

CBBスクールの他にも塾に通っているようで、いつも忙しそうな2人。マーケットで姿を見つけると、大きな声で名前を呼んでくれます(笑)

日本語の授業も英語での説明ができるため、理解が早く、毎日1文新しい文章をマスターしていきます。

スレイポウ(女の子)は高校を卒業したら、親の決めた相手との結婚が決まっているそう。「私の結婚式に来てね。」と最終日にメッセージをくれました。

きっとCBBスクールの中で一番ひらがなが上手なスレイポウ。日本語が話せるようになったら、日本での結婚式に彼女を招待したいと思います!

女

(▲先日いとこの結婚式に出たとメッセージがありました。カンボジアの結婚式はとにかく豪華!!)

 

どうでしたでしょうか?日本語を学んでいる生徒は共通して「日本が大好き!」

CBBスクールでは後任の日本語教師を募集しています。この可愛い生徒に日本語を教えたいという方、ご連絡お待ちしています!!

また、CBBスクールでは日本語の授業の他に、CBB国内メンバーとの週1のSkype、そして1か月に一度日本の季節・文化に合わせたイベントも行っていこうと考えています。

子どもたちが楽しく学べる環境を。

○CBBではCBBスクール継続支援に向けて、クラウドファンディングに挑戦しています。https://readyfor.jp/projects/cbb_school

皆様のご協力よろしくお願いします。

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