自転車支援班、
法政大学経営学部二年の大山瞬です。
2015年夏プロジェクト振り返り
「春渡航何をするか」の前にまず、前回の夏渡航にやった内容からふりかえります。
夏渡航は新規の自転車を贈呈はせずに、すでに去年度の春渡航で自転車を支援した家庭のなかから4つの家庭を選び、自転車を提供してから家庭の子供の勉強状況が改善されたかなどを実際に家庭訪問を行いインタビューしてきました。
そしてインタビューを行い自転車を提供したが家庭の収入が少ないため、状況が少しは改善されたもののまだ家庭が貧しくて子供を学校に通わせるのが困難である家庭に対してその家庭の収入を増やすための追加支援を行いました。
追加支援では作物の種や鶏など収入が増えそうなものをマイクロファイナンスで提供しました。以上が夏渡航で行ったことです。
続いて今年度の春渡航について。
今回の春渡航では主に二つのことを行います。
マイクロファイナンス提供後の効果測定
まず一つ目は夏渡航で追加支援をした家庭をもう一回訪問し、追加支援がうまく機能しているかどうかを伺いたいと思っています。そこであまり機能していなかった場合は追加支援を辞めるか、または追加支援の内容を見つめ直そうと考える必要があります。
うまく機能していた場合は追加支援をこれからも違う家庭などに行っていきたいと考えています。懸念としては前回の夏渡航で追加支援として提供したものがどのくらい良い収入を生み出すかの調べが少し足りなかったためもしかしたらうまく機能していない可能性があるということとそういった場合においてマイクロファイナンスのお金を返せない状況を生み出してしまう恐れがあるということです。
ポルセー小学校6年生へのチャリ新規提供
二つ目は貧困層である子供たちへの新規自転車提供を行うことです。対象は去年の春に自転車を提供した場所と同じコンポンチャム州バティエイ群のトロップ地区にあるポルセー小学校で中学校に上がる前の六年生の中から家庭が貧しくて中学校に進学できなかったり、すぐに退学してしまいそうな子供たちにインタビューして五人を選び、自転車を提供していきたいと思います。
貧困かどうかを見極めるためのインタビュー内容は、その家族の収入は誰がどういった仕事をして稼いでいるのかや、家族が何人いるのか、家から学校まで徒歩でどのくらいかかるか、そしてその子に勉強意欲があるのかなどを聞きたいと思っています。
また今回自転車は無償で提供します。渡航するまでに決めていきたいことは、自転車の贈呈式で贈呈した以外に何かやることを考えるのとインタビュー内容の考案と追加支援成功した場合どうするかなどについてもっと話し合っていきたいと思います。
また実施後に報告させていただきます!