国際協力NGO CBBインターンの地下です。
カンボジアに到着して49日目になりました。
4月の下旬から本日まで、CBBスクールには日本人が一人でした。
5月の上旬にPC教室が始まり、生徒のマネジメントに追われるようになりました。
この記事の目次
この2週間で生徒数は30人程から100人に増えました。
日々生徒を管理することに追われ、この日を迎えました。
しかし、昨日CBBスクールのパソコンが2台も壊れる事態が起きてしまいました。(注:詳しい人に確認した所、壊れていませんでした。)
完全に自分の管理不足でした。
「これぐらいで大丈夫でしょ。」が招いた事態でした。
途上国でPCを使う時に、ほこりや砂でパソコンが壊れる恐れがあることは予め予想がつくことです。
最初の段階で、毎日掃除をしないといけないことは予想が出来たことです。
頭で分かっていても実際に行動に移せていませんでした。
小さな日々の管理不足が大きな事態に繋がりました。
「なぜ行動に移せなかったのか?」
原因の一つ「スタッフのマネジメントができていなかったから」
私は日本にいる時も、何か1つのプロジェクトをする際に人に指示をするのが苦手でした。
特に雑用を人に任せることが苦手で、自分でしてしまうことが多かったです。
私自身のキャパが限られているので、他の人に任せられることは任せて、その間に別の自分にしかできない仕事を進めていくことの大切さを再確認しました。
事務局長が一時帰国から戻り、本日久しぶりに生徒やスタッフが働いている姿を見ました。
指示の出し方次第でここまで変わるのかと実感しました。
私自身が「人に指示を出す力」を磨いていきます。
しかし、相手も自分と同じ人間です。
ただ指示を出すだけでなく、どうやったら動いてくれるのかを考えて指示を出していきます。
指示を出した後のフォロー、声掛けを行い、お互いが気持ちよく働ける場所を作っていきます。
スタッフマネジメントの方法はまだ自分の中でコツが分からないので、試行錯誤し、ブログの中で挙げていきます。
二つ目の理由「優先順位の見極め」が出来ず。
CBBスクールでは、「やりたいこと」と「やらないといけないこと」が沢山あります。
その中で優先順位を考えて仕事を進めていく必要があります。
私は、一つ一つの業務を広く見てしまう習慣があります。
例えば「スクールマネジメントを行う」「教科書を印刷する」「Skype交流の段取りを行う」という3つの仕事があったとします。
スタッフ数は4人です。
「あなたならどのように回しますか?」
私には目の前のことから自分だけで回そうとする癖がどこかにあります。
そして何となく目の前のことをこなし、全てが中途半端になってしまいます。
しかし仕事を振るのが上手い人は手が空いているスタッフを探します。
そして、誰かに教科書のコピーを頼み、パソコン教室を見てもらい、生徒の名簿作成もパソコンを勉強しているスタッフに頼みます。
すると、自分の仕事は確認作業とスカイプ交流の段取りのみになります。
スタッフを上手くマネジメントすることで、自分のやりたいことに時間を回し、現状維持からよりよいスクール運営に導くために考える時間もできます。
さらにスタッフの働く力も身に付きます。
明日から、スタッフに任せることを意識し、まずは自身が変わります。
目標は1日8時間以内労働です。
短い時間の中で効率よく働き、現地スタッフにシフトし、他のプロジェクトに時間を当てられるようにします。
1日は、24時間あります。7時間睡眠を取り、8時間働きます。
すると、残り9時間も残ります。
この9時間をどのように使うのかをしっかり考え使っていきます。
日本でも同じことが言えると思いました。
1日24時間あり、皆に平等に与えられます。学校で7時間勉強し、6時間睡眠を取ります。
その後5時間アルバイトをしても、6時間自分の時間が残ります。
この6時間を何に使うかで人生は大きく変わってくると思います。
「もし毎日あなたの口座に86400円振り込まれたら、何に使いますか。しかし、お金は貯金することはできません。」
おそらく多くの人が自分の好きなことや、誰かのために一生懸命に使うと思います。
この86400という数字は1日の時間を秒に変換したものです。
毎日全員に86400秒という時間が与えられます。
時間は貯金することができません。過去に戻ることもできません。
何かの終わりに確実に近づいています。
時間の価値を改めて考えて、残りのインターンを過ごしていきます。
それではチョムリアップリア。
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