お世話になっています。
事務局員の脇坂祐汰です。
2019年の春渡航が無事に終わりました。
特に大きな事故もなく、無事に2週間終えることができホッとしています。
今回はその2週間を通して感じたことを書きたいと思います。
一歩下がった別の視点から
今回、引率側としていつも参加者として見ていた風景が、ガラッと変わり運営側という視点へと変わりました。
今まで、参加するので精一杯だった自分が運営側へとなり正直不安なことばかりでした。
ただ、改めて訪れるところや、そういえばこうだったななど改めて気づかされることがたくさんありました。
その中の1つがキリングフィールド、トゥールスレン博物館の訪問です。
初めて訪れたのは2018年の2月。
その時は、事前に歴史などを学んでおらず、ただ悲惨な歴史に対して衝撃を受けただけでした。
そして、2018年の8月にはその衝撃が脳裏から離れずいたため、現実から目を逸らし外で待機していました。
それはカンボジアの歴史を学んでその悲惨さをさらに知ったからというのも理由にあります。
しかし、2019年2月の今回、改めて2つの施設に訪れました。
メコン大学のニッチとソティエも一緒に行きました。
現地の同年代の学生とこのような歴史の場所に訪れて、彼らは何を感じるのか。
そんなことも考えていました。
やはり、彼らの表情は険しくなり、それと同時に自分の心も苦しくなりました。
同年代のしかも仲良しの友達たちが滅多に見せない表情。
改めて、カンボジアの過去の歴史の悲惨さに気づきました。
改めて気づいたからこそ、上から下への支援ではなく、横の関係の維持を心がけたいと思いました。
リーダーシップが必要
スタツアの引率を通して、リーダーシップも必要であることに気づきました。
例えば、参加者の人たちがご飯や、行くところに迷った時に彼らにとっての最善の選択肢をバシッと言えたりなどです。
個人的な話を挟みたいと思います。
遡ること小学生の頃、学級員などを進んでやるタイプでした。
しかし、中学生になると前に立って頑張る人というのが笑われたり、バカにされるような学校で、いつしかリーダーをやらなくなっていました。
高校は、そこまで目立つタイプでもなく何と無く上の人について行っているだけでした。
しかし、今回久しぶりのリーダー的なポジション。
どのように人をまとめればいいのか。
どのようにして、全員のモチベーションをあげればいいのか。
どのようにしたら全員が協力してくれるのか。
全てが手探りの状態でした。
そんな中でも今回の学んだリーダーにとって必要なことの1つは、
『参加者といい距離感を保つ』です。
近すぎると、全員にナメられてしまい、逆に遠すぎるといいスタツアにはなりません。
しかし、今回尊敬し、かっこいいと思える代表であるマサさんのサポートもあり、100点とは言えませんが、自分でも少し納得できるような結果に終わることができました。
まだ完全にリーダーシップを獲得できたわけではもちろんありません。
しかし、この経験を生かし、CBBのみならずあらゆる方面でリーダーシップを発揮したいと思いました。
大好きなカンボジア
今回のカンボジア渡航は4回目の渡航。
初めて訪れた2018年の2月から1年間で4度も渡航をしました。
トータルでいうと3ヶ月ほどの滞在です。
やはり、カンボジアという国に魅了されているということがわかります。
それは、文化、言語、宗教だけでなく、現地の友達が一番の要因でもあります。
どこに行くにしろ、何を食べるにしろ、現地学生は自分のことを気遣い、同行したり手を差し伸べてくれます。
そんな彼らと日本にいる間、SNSで連絡を取り合っているといつしかカンボジアに行きたい想いが膨らんでいきます。
そして気づいたらスケジュール調整をしてフライトをとっています。
大学生になってからいった海外はカンボジアのみで、大学で専攻しているドイツ語を試すためドイツに行きたい気持ちも正直あります。
しかし、いつでも連絡をくれ、困ったら助けてくれる友達に会いに行かないのは少し裏切った気分になってしまいます。
そうこうしているうちに、自分も4月から大学3年生の年になりました。
3年の夏は、多くの人がインターンをする時期。
日本か、ドイツか、ほかの国か、またカンボジアか。。。
正直迷いしかありません。
ただ、同年代の人が自分より頑張っている場所に身を置くことで自分も成長できるのではないかと考えています。
その国は、どこか。
まだ、確定させてはいませんが自分の将来やりたいことをこの国で見つけたいと思いました。
まとめ
今回のスタツアの引率で、カンボジアのこと以外にもたくさんのことを学ぶことができました。
現状に満足せずに、日々成長できるように精一杯やっていきたいと思います。