こんにちは、お世話になっております。インターン生の川崎です。
7月16・17日にCBBスクールにお二人見学に来られました。
本日はお二人から聞いた貴重なお話をシェアしたいと思います。
この記事の目次
CBBスクール訪問者・プノンペン在住
・原畑実央さん
日系人材紹介会社勤務
・鴫原麻里奈さん
日系建築会社勤務
➀なぜカンボジアに就職したのか
・原畑さん
以前から新興国に興味がありました。また、日本の固い縦社会よりもこちらの生活のほうが自分らしくいれると思いました。
カンボジアに就職したかったというよりも、手段の一つとしてそこにカンボジアがあった、という感じです。
・鴫原さん
学生のころからNPO法人で働きながらカンボジアと日本を往復していました。算数のオリジナル教材を現地の方と作成し普及させる活動です。
しかしカンボジアに行くのは半年に一回。カンボジアとカンボジア人が大好きなのに、近くにいれない。
それが悔しくて、だったらカンボジアで暮らせばいいんだ、と就職を決意しました。
また、町やものづくりが好きで、それを通してその人の暮らしに関わりたいと思い、現在の会社を選びました。
②カンボジアと日本の働き方、どう違う?
・鴫原さん
カンボジアはたくさん失敗させてもらえます。上司の口癖は「ええんやで。」
日本だと、失敗を極力しないよう、周りの方に守られた状態で働いている感じですが、こちらだと失敗を恐れず挑戦することがウェルカムな雰囲気があります。
麻里奈さんは就職1年目にしてエチオピア政府の前でプレゼンを行ったそうです!
入社したばかりでも即戦力として大役を任せてもらえる、さすが「なんとかなる」精神ですね。
③就職が終わりじゃない
・原畑さん
カンボジアで働き日々充実している原畑さんですが、「ほんとにこれでいいのか?まだ何もできていないじゃないか」と葛藤する毎日だそうです。
「常に枯渇している。もっと動かないといけない、動きたい。今カンボジアで働けることが幸せだけど、ここがゴールじゃない。
数年後インドで就職しているかもしれないし、アフリカにいるかもしれない。自分は何をしたいのか、何者なのか、は一生探し続けていくもの。」
大学卒業までに自分の興味、強みを見つけ終え、就職がそのゴールだと考えていた私はこのお話を聞いて安心しました。
働くことは「一生続く自分探し」の一つの手段に過ぎないのです。
④自分らしくいることに苦労すればいい
・原畑さん
「一度きりの自分の人生。自分が理不尽だと思う規則に無理やり合わせることに苦労するのではなく、自分が自分らしくいれる環境を探すことに時間をかけたほうがいい。
今の自分の居場所はカンボジアだけど、それが日本になる可能性だってある。」
⑤点と点、繋いで線に
鴫原さんと原畑さんは自分のやりたいこと、自分らしくいれるところを求めてカンボジアにたどり着きました。
・鴫原さん
「失敗を恐れるよりまずは動いてみる。考えるだけなら0のまま、行動すれば1になる。そうやって増やしていった点は必ず線になり結びつく。」
点と点を繋いでいく、自分探しはここから始まりです。
原畑さん・鴫原さん、貴重なお話をありがとうございました!
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