こんにちは、お世話になっております。インターン生の川崎です。こちらでの生活も残り僅かとなってきました。
インターン中に私が行いたいことの一つ、それは夏祭りです!
お祭り大好きなカンボジアの子供たち。そして日本の夏といえば夏祭り。
こちらにいるインターン生も夏の終わりや秋に帰国する方が多く、日本のお祭りの様子を見ては「夏祭り、行きたいなあ」と思うこともしばしば。
ならば日本の夏祭りをカンボジアでやればいいじゃないか!ということでさっそく始動しました。
「日本」を体験
今回の夏祭りでは、生徒たちに思いっきり日本文化を満喫してもらおうと思います。
いつも日本人と、日本語と、触れ合っているけど、「日本について教えて」と聞いて、堂々と答えられる子はいないかもしれません。
「どうして日本語を勉強しているのですか?」と日本で出会う外国人に聞くと、「日本のアニメが好きなんだ。」「日本の文化は素晴らしい。日本語を勉強してもっと日本のことを知りたい。」と言った答えが返ってきます。
やはり語学を勉強するきっかけになるのはその国や地域の文化に惹かれるからのようです。
一方でカンボジアの子たち。日本語を学ぶのは、それが収入増、より豊かな生活を手に入れることに直結するからと言った理由になります。
日本の国そのものを知ってもらえばもっと勉強する意欲が上がります。
具体的に計画しているのはこちら。
・習字
・水風船でヨーヨー
・シャボン玉
・カレー
習字
筆が紙の上をするすると走る感覚、墨汁の匂いなど道具一つ一つを見て触るだけでもわくわくするに違いありません。そしてこれを使って、自分でひらがなで名前書きに挑戦です。
カレー
日本の家庭でよく食べられるあのカレー、住み込みスタッフのピセットも美味しいと言って食べてくれます。
ルーを溶かし、野菜と煮込むだけというシンプルさが逆に難しいのか、現地の子が作ると全く違う料理になってしまいます。何か調味料を加えたり炒めすぎたりしてしまうようです。
日本人が大好きなカレー、カンボジアの子供たちにも味わってほしい!ということで、しほさんにプノンペンのイオンで調達していただいたカレールーを使って作ります。
日本文化を味わってもらうことに加え、もうひとつの目的がこちらです。
日々の勉強成果披露
毎日の積み重ねのおかげで少しずつ日本語が身についてきた子供たち。そんな日本語を活かせるゲームを用意しています。
・ひらがなでビンゴ
・ゴム鉄砲で的当て
ひらがなでビンゴ
ひらがなをランダムにマス目にかき、ビンゴをします。
日本語到達度シートで「日本語が読める」シートを終了させ、書き取りの練習に入る子たちも出てきたので、読みを覚えているか確認の意味で実施します。もちろん景品も用意しています!
ゴム鉄砲で的当て
的は数字をひらがなで書きます。日本語で数字をきちんと理解していることはもちろん、的当てのスキルも問われるので盛り上がること間違いなしです。
やる気アップ、生徒数増加
今回の夏祭りは異文化理解はもちろん、学習成果を子供たち自身が確認する場でもあります。
「このひらがな、見たことあるけど読めない…」
「自分の名前、ひらがなで書けるようになった!」
「この夏祭りで1から5まで言えるようになった!」
また、CBBスクールに来ていない子を連れてきてくれ、生徒数の増加も期待しています。
「日本て、日本語って、面白そう。話せるようになったらかっこいいな。」
そんな子たちを増やしたいです。
夏祭り in カンボジア。たくさんの発見や成長、出会いが生まれる夏祭りにしたいと思います。
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