こんにち。皆様、いつもお世話になっております。短期インターン生の飛田拓実です。
9月4日をもって1ヶ月間の任期を終了し、日本に帰国しました。
本日は私がCBBでインターンシップをさせて頂いた活動の振り返りをします。
都会から田舎へ~カエルの鳴き声で起きる毎日~
プノンペンで10か月の生活を経てからの、コンポンチャムでの1ヶ月の生活でした。
最初はプノンペンとの生活と全く違い、プノンペンにいたときには無かったような感情を抱くことが多々ありました。
プノンペンでは、蛇が出ることも、カエルや鶏の鳴き声で起こされることもありません。
今考えてみれば、プノンペンにいたときの私は、本当のカンボジアを知らなかったんだと思います。
村での生活はCBBでインターンしなければできなかった経験でした。
また、私の主な業務内容は、子どもたちに英語・日本語を教えるのが中心でした。
(夏祭りイベント開催時。)
元々、子どもが好きだったこともあり、子どもたちが私が教えた英語・日本語を使って私に話しかけに来てくれた時は本当に嬉しく、教育の楽しさを再確認しました。
私は大学で教師免許を取る予定はありませんが、ここでの経験を活かして将来的に教育に関する活動をしていければと思っています。
僕の中に起きた変化~教育で重要なのは楽しさなのか、結果なのか~
私はCBBでインターンシップを始めた当初、いかに生徒に効率よく日本語力を上げてもらうかを考えていました。
割と塾の先生のようにスパルタな教育をしていたこともあり、自分が受け持っていた生徒が何人か来なくなったのもその理由かもしれません。
今考えてみると、急に短期のインターンシップで来た人が無理やり日本語の単語を暗記させようとするのも変な話で、結果ばかりを強要する教育の難点に気づきました。
そこからは、自分の考えを主張しつつも、生徒がいかに楽しく英語・日本語を学んでくれるかをしっかり考えることが出来たのがとても大きな収穫でした。
世界中の子どもが教育を受けられる社会へ
私は将来的に子ども全員に教育の機会を与えることが出来るような社会を作り上げていく団体に所属したいと考えてます。
今回の1ヶ月間のCBBでのインターンシップを通して、いかに国際協力が難しいものであるかと気づかされました。
赤の他人である日本人が現地に入っても、それを受け入れてくれる人は本当にわずかであり、そこの環境を変えるのは本当に難しいことです。
今までは自分が日本で学んだ効率的な方法ですぐに変えることが可能であると考えていましたが、それがいかに不可能であったかということに1か月で気づかされました。
それでもCBBでのインターンシップを経験し、現地に入って村を良くすることを学んだ以上、将来的にここでの経験を活かした仕事に就ければと考えています。
また、すぐにCBBに戻ってきます。
皆様、応援ありがとうございました。