皆さん、こんにちは。
お世話になっております、インターン生の本多です。
CBBでのインターンも残すところ1週間となり、徐々に寂しい思いが増えてきました。
前回お伝えした通り、一か月前まで自己紹介どまりだった子供たちも、曜日や天気が言えるところまで成長してきました。
その中でも、特に成長著しいパンナ。
CBBに来ている年月も長く、学習に継続性もあるため、かなり吸収力があります。
また、本人も日本語に対する学習意欲が高く、毎日新しい事を学びたがります。
その一方で、パンナと一緒に学習しているトラーとチャリアは、どちらかといえばスクールに遊びに来ている感覚が強いのか、集中力を欠いたりする瞬間が多く、授業への参加がおざなりになるときがあります。
簡単なことを勉強しているときは、三人ともだましだまし差がつくことなく学習をできていました。
難易度の上がる授業、広がる理解度の差
しかし学習レベルが上がるにつれて、パンナとチャリア、トラーの学習速度や理解度に大きく差が出るようになってきました。
もともとパンナの学習能力が高いこともあるのでしょうが、パンナはひらがなをきちんと読むことができ、新しい単語や文もすらすらと覚えることができます。
しかし、チャリア、トラーはそこまでの力がまだ足りていないため、理解できないことや覚えられないことが多く、あきらめてしまったり、うやむやになってしまいます。
レベル分けと切っても切り離せない友達関係
CBBでは、ある程度レベル分けはするようにしています。
しかし、やはりクラス分けは子供たちのグループや地域によって分かれるのがベースとなっています。
小学校高学年から中学生などといった子供たちは、一緒に学習する子のことを気にする傾向にあるため、無理に友達同士を切り離しレベル別で分けるということは難しいです。
その中では、今回の事例のように、個人の能力の差や学習意欲の有無で、そのクラス内で大きく差がついてしまいます。
すべての子供たちに日本語英語を話せるようになってもらいたい、でも、学習意欲があり伸びると思われる子をもっと伸ばしてあげたい、という葛藤が必ず生まれてきます。
その中でどう一人ひとり人向き合ってゆくのか。
なるべく多くの子供たちが持続してスクールでの学習をつづけて、かつ伸びるべき子が伸びるような、そんなスクールにしていってほしいと思うばかりです。
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