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【教材】日本の絵本「おおきなかぶ」で授業

投稿日:2017年12月12日 更新日:

お世話になっております。最近は夕方以降に虫が大量に発生します。

気温や乾燥しているのが原因でしょうか。蚊がとにかく多く、格闘する日々です。

 

現地ファミリー:1歳の男の子

現地の家族の中に1歳弱の男の子がいます。この4か月だけ見てもとても成長しました。

この年齢の人間と言うのは成長が速いですね。歩くのも上手になり、意思表示もできるようになってきました。

話すことはまだ難しいですが、少しずつ言葉を言えるようになってきました。

今まで転ぶとすぐ泣いていましたが、最近は我慢できるようになりました。反射的に手を出して顔を守ろうとすることもできるようになってきたのかもしれません。

大切なことです。転んだとき手を出すことが、日本の子供はできなくなってきているといいます。自分の体で覚えていくことは、小さいときからずっと必要なことでしょう。

 

この頃、時間があるときにこの子と遊んでいます。可愛くて仕方ありません。最近はとても懐いていきました。

抱っこしてほしがったり、遊んでほしがったりと、よくトコトコやってきます。そして嬉しいことがありました。ついに私の名前を呼ぼうとしました。

呼ぼうとしたと言うのは、全部は言えないけど少し言えたということです。それを聞いて現地の家族は正しい名前を教えてくれていました。

嬉しいです。これを書いている今も、彼はエンエン泣いています。強い子に育ってほしいものです・・・

 

日本の絵本「おおきなかぶ」

授業では「おおきなかぶ」を読みました。日本で有名な絵本「おおきなかぶ」。

現地にクメール語の訳を書いてくれてあるものが一冊あります。これをコピーして生徒に配布しました。

絵本を読むというのは、ある程度ひらがなができるようになった生徒に行う学習です。

以前いた生徒数人が絵本を読むことができていました。今回読ませる子供たちは初めての経験です。

 

正直に話すと、子供たちが「勉強勉強!」と話すので、これなら難しいから苦戦するだろうと考え、少し時期が早いかなと思いつつも読ませることにしました。

しかし、実際やってみると、個人差は当然ありますが、ひらがな表を少し用いながら、予想を上回るスピードで読むことができました。これにはテンションが久しぶりに上がりました。嬉しかったですね。次回もページを進めていこう思います。

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