お世話になっております。最近は子供たちが勉強をしたいとよく言ってきます。とても嬉しいことですね。
新しいインターン生が来て、子供たちがその方と関わりました。
新たな日本人と関わると子供たちも喜びます。特に女性なので、男子生徒は恥ずかしがり、女子生徒は話したがっています。
喜ぶ子供たちとの若干の違いを感じました。
この記事の目次
新しい先生に対する態度や接し方
日本の子供たちは新しい先生に対して、警戒心をはたらかせる生徒の割合が高いと思います。
嫌いな先生のことは当然嫌と感じ、早く変わってほしいと思うと思いますが、以前からいる先生がなんだかんだ良いという生徒が多かった気がします。
担任や教科担当の先生が変わるとき、初対面の先生が良いという生徒は少ないでしょう。
しかし、今私が関わっている子供たちは、新しい初対面の先生にとても積極的に関わろうとします。緊張してしまう子や恥ずかしがってしまう子ももちろんいますが、大多数は喜び、今まで勉強した日本語を使って会話しようとしたり、遊んだりしようとしています。
個人差は当然ですが、日本の子供たちとは少し違いますね。その違いはどこから生まれてくるのでしょうか。
環境や文化、家庭の状況、常識など様々な要因が考えられます。パッと思いついたのは、
警戒心です。
今日の日本では、どこでどのような事件に巻き込まれるかわかりません。また、どんな人がいるかもわかりません。
痴漢、変態、殺人鬼などなど。とても平和な言葉ではありませんが、どこにいるかわかりません。最近のニュースを見ていればそういう考えになっても不自然ではありません。
私が小学生のころ、近所の人にあいさつ、道であった人にあいさつしよう!と指導されることがありました。
子供の考えるスローガンコンクールなどでも、誰にでも元気にあいさつするというような内容のものもあったと感じます。
しかし、今では、知らない人にはあいさつするな、近づくな、話さない方が良いと考える家庭もあると思います。それは警戒心が強いからでしょう。そして、警戒する必要が実際ある社会だからでしょう。
そういったことが、対人においての消極的な行動につながっているのかもしれないと私は思いました。
それだけではなく、昔から受け継がれてきた日本人の性格というのもあるのでしょう。協調性、思いやり、礼儀など、相手にたいする日本人の良さというのも確実にあり、世界から評価される場面もあると思います。
どちらが良いとは決められませんが、積極的に関わろうとする現地の子供たちをみて、日本の生徒との違いを感じました。
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